小柄ながらも、俊足を飛ばして内野安打を稼ぐのではなく、しっかりとフルスイングしパンチ力が魅力な選手がいる。
オリックスのドラフト1位ルーキー・吉田正尚がそうだ。身長は173センチとチームでは、4番目に背が低い。故障で約3カ月離脱した時期があったが、8月12日に一軍復帰すると、同月18日の日本ハム戦でプロ初本塁打を記録。27日の楽天戦では、プロ入り後自身初となる1試合2本塁打を放って見せた。
9月に入ってからも8日のソフトバンク戦で同点2ラン、翌日には森福允彦から勝ち越し弾を放った。さらに14日の日本ハム戦では、2本の本塁打を放つなど6打点の大活躍。小柄ながらもパンチ力があり、将来は本塁打王獲得の期待も膨らむ。
小柄でフルスイングといえば、身長170センチの西武・森友哉も忘れてはならないだろう。森は高卒2年目の昨季、高い打撃力を買われ、指名打者のレギュラーに定着。オールスターでは10代で本塁打を記録した。飛躍が期待された今季は、打撃不振もあり二軍に降格した時期もあったが、再昇格後は本来の打撃を取り戻し、2年連続二ケタ本塁打をクリアしている。
また、現役引退組では門田博光氏が当てはまる。身長170センチと小柄ながらも、通算本塁打は歴代3位の567本を記録する。南海時代の88年には40歳のシーズンで44本塁打、125打点の成績を残し、リーグMVPに選出。翌年からオリックスに移籍し、41歳のシーズンで33本、42歳のシーズンで31本のアーチを描いた。
小柄な選手というと、赤星憲広氏、小坂誠氏といった俊足巧打のタイプの選手が多い。そんな中、フルスイングでファンを沸かせる吉田正、森の2人に期待したいところだ。
【吉田正と森の今季成績】
吉田正尚(オリックス)
成績:49試 率.296 本9 点28
森友哉(西武)
成績:96試 率.293 本10 点44
オリックスのドラフト1位ルーキー・吉田正尚がそうだ。身長は173センチとチームでは、4番目に背が低い。故障で約3カ月離脱した時期があったが、8月12日に一軍復帰すると、同月18日の日本ハム戦でプロ初本塁打を記録。27日の楽天戦では、プロ入り後自身初となる1試合2本塁打を放って見せた。
9月に入ってからも8日のソフトバンク戦で同点2ラン、翌日には森福允彦から勝ち越し弾を放った。さらに14日の日本ハム戦では、2本の本塁打を放つなど6打点の大活躍。小柄ながらもパンチ力があり、将来は本塁打王獲得の期待も膨らむ。
小柄でフルスイングといえば、身長170センチの西武・森友哉も忘れてはならないだろう。森は高卒2年目の昨季、高い打撃力を買われ、指名打者のレギュラーに定着。オールスターでは10代で本塁打を記録した。飛躍が期待された今季は、打撃不振もあり二軍に降格した時期もあったが、再昇格後は本来の打撃を取り戻し、2年連続二ケタ本塁打をクリアしている。
また、現役引退組では門田博光氏が当てはまる。身長170センチと小柄ながらも、通算本塁打は歴代3位の567本を記録する。南海時代の88年には40歳のシーズンで44本塁打、125打点の成績を残し、リーグMVPに選出。翌年からオリックスに移籍し、41歳のシーズンで33本、42歳のシーズンで31本のアーチを描いた。
小柄な選手というと、赤星憲広氏、小坂誠氏といった俊足巧打のタイプの選手が多い。そんな中、フルスイングでファンを沸かせる吉田正、森の2人に期待したいところだ。
【吉田正と森の今季成績】
吉田正尚(オリックス)
成績:49試 率.296 本9 点28
森友哉(西武)
成績:96試 率.293 本10 点44