松井が09年にワールドシリーズMVP
現地時間4日(日本時間5日)から日本より一足先にメジャーリーグでは、ポストシーズンが開幕した。ディビジョンシリーズ進出を懸けて、ワイルドカードゲームが行われたが、ア・リーグがブルージェイズ、ナ・リーグはジャイアンツが駒を進めた。
日本人選手が所属するチームはというと、ドジャース(前田健太)、レンジャーズ(ダルビッシュ有)、カブス(川崎宗則)、レッドソックス(上原浩治、田沢純一)が出場する。
プレーオフでの日本人選手の活躍を振り返ると、2009年に松井秀喜(ヤンキース)がワールドシリーズ第6戦で、1本塁打を含むワールドシリーズタイ記録となる6打点をマークするなど、9年ぶりの世界一に貢献。打率.615、3本塁打、8打点の成績を残し、日本人選手では初となるワールドシリーズMVPに輝いた。
投手では、上原浩治(レッドソックス)が2013年にリーグチャンピオンシップシリーズで、6試合中5試合に登板し、1勝0敗3セーブを挙げる活躍を見せ、リーグ優勝決定シリーズMVPを獲得。ワールドシリーズ第6戦では、世界一を決める最後のマウンドに立った。
今季は日本人選手が所属するチームが多くプレーオフに進出を決めており、ワールドシリーズで07年のレッドソックス(松坂大輔、岡島秀樹)対ロッキーズ(松井稼頭央)以来となる日本人対決が見る事ができるか注目だ。(08年は岩村明憲が所属したレイズと田口壮、井口資仁が所属したフィリーズが対戦も、田口と井口は出場せず)。
日本人メジャーリーガーのプレーオフに出場した選手一覧
【1995年】
野茂英雄(ドジャース)
【1996年】
野茂英雄(ドジャース)
【1999年】
伊良部秀輝(ヤンキース)
吉井理人(メッツ)
【2000年】
佐々木主浩(マリナーズ)
【2001年】
佐々木主浩(マリナーズ)
イチロー(マリナーズ)
【2002年】
新庄剛志(ジャイアンツ)
【2003年】
松井秀喜(ヤンキース)
【2004年】
松井秀喜(ヤンキース)
田口 壮(カージナルス)
【2005年】
井口資仁(ホワイトソックス)
田口 壮(カージナルス)
松井秀喜(ヤンキース)
大塚晶則(パドレス)
【2006年】
田口 壮(カージナルス)
斎藤 隆(ドジャース)
松井秀喜(ヤンキース)
【2007年】
松坂大輔(レッドソックス)
岡島秀樹(レッドソックス)
松井稼頭央(ロッキーズ)
井口資仁(フィリーズ)
松井秀喜(ヤンキース)
【2008年】
田口壮(フィリーズ)
岩村明憲(レイズ)
黒田博樹(ドジャース)
斎藤 隆(ドジャース)
松坂大輔(レッドソックス)
岡島秀樹(レッドソックス)
【2009年】
松井秀喜(ヤンキース)
松坂大輔(レッドソックス)
岡島秀樹(レッドソックス)
斎藤 隆(レッドソックス)
黒田博樹(ドジャース)
【2011年】
上原浩治(レンジャーズ)
建山義紀(レンジャーズ)
斎藤 隆(ブリュワーズ)
【2012年】
黒田博樹(ヤンキース)
イチロー(ヤンキース)
ダルビッシュ有(レンジャーズ)
上原浩治(レンジャーズ)
【2013年】
上原浩治(レッドソックス)
田沢純一(レッドソックス)
【2014年】
青木宣親(ロイヤルズ)
【2015年】
田中将大(ヤンキース)