現地時間2日(日本時間3日)、メジャーリーグではレギュラーシーズン全162試合の日程が終了した。シーズン終了に伴い、各選手の成績も確定。今季の日本人選手の最終成績は以下のようになっている。
【野手】
イチロー(マーリンズ)
今季成績:143試 率.291 本1 点22 盗10
得点48 出塁率.354 長打率.376 OPS.730
寸評:メジャー16年目の今季もマーリンズでプレー。外野手4番手という位置づけも、開幕から8月下旬まで打率3割をキープするなど、好調を維持した。また、6月15日のパドレス戦で世界記録となる日米通算4257安打を記録し、8月7日のロッキーズ戦でMLB通算3000安打を達成。シーズン最終戦となったナショナルズ戦で安打を放ち、MLB通算3030安打で今季を終えている。
青木宣親(マリナーズ)
今季成績:118試 率.283 本4 点28 盗7
得点63 出塁率.349 長打率.388 OPS.738
寸評:マリナーズに移籍した今季、打撃の調子が上がらず、メジャー挑戦後初となる2度のマイナー降格を経験。苦しいシーズンとなった青木だが、8月の月間打率が.338、9月も.369と尻上がりに調子を上げていき、最後は6試合連続安打を記録するなど、打率.283でフィニッシュした。
川崎宗則(カブス)
今季成績:14試 率.333 本0 点1 盗2
得点3 出塁率.462 長打率.429 OPS.890
寸評:3年間プレーしたブルージェイズからカブスに移った今季は、シーズンの大半をマイナーで過ごした。それでも9月6日に今季3度目のメジャー昇格を果たすと、同日のブリュワーズ戦に代打で出場し安打をマーク。少ないチャンスの中で、しっかりとアピールした。
【投手】
上原浩治(レッドソックス)
今季成績:50試(47回) 2勝3敗7S 防3.45
被安打34 失点18(自責18) 奪三振63 WHIP0.96
寸評:今季は2011年から4年連続で最多セーブに輝いたグレイグ・キンブレルが加入したこともあり、守護神からセットアッパーに配置転換。キンブレルに繋ぐ、勝ち試合の8回を任された上原だが、春先は打ち込まれるシーンが目立った。さらに、7月には右胸筋を痛め故障者リスト入り。それでも、9月に復帰すると11試合連続無失点に抑え、本来の力を取り戻し、3年ぶりの地区優勝に貢献した。
田沢純一(レッドソックス)
今季成績:53試合(49回2/3) 3勝2敗0S 防4.17
被安打47 失点23(自23) 奪三振56 WHIP1.23
寸評:昨季まで3年連続60試合以上登板していた田沢だが、今季は53試合の登板にとどまった。春先は勝ち試合を任されていたが、自身の不調もあり、シーズン後半はビハインドゲームでの登板が増えた。チームは3年ぶりに地区優勝を達成したが、田沢にとっては悔しいシーズンになったはずだ。
ダルビッシュ有(レンジャーズ)
今季成績:17試(100回1/3) 7勝5敗 防3.41
被安打81 失点43(自責38) 奪三振132 WHIP1.12
寸評:5月28日のパイレーツ戦で、トミージョン手術から復帰すると、5回を3安打、7奪三振、1失点に抑え勝利投手になった。その後、再び右肩を痛め故障者リストに入ったが、7月中旬に復帰。8月7日のアストロズ戦から同月29日のマリナーズ戦にかけて自身5連勝するなど、7勝をマークした。
岩隈久志(マリナーズ)
今季成績:33試(199回) 16勝12敗 防4.12
被安打218 失点95(自責91) 奪三振147 WHIP1.33
寸評:メジャー移籍後自己最多の16勝をマークした。絶対的なエースのフェリックス・ヘルナンデスが故障で離脱した期間があった中、岩隈は先発ローテーションを守り抜いた。ただシーズン最終登板となった1日のアスレチックス戦で、3回2/3を5失点と打ち込まれたため、200イニングには届かなかった。
田中将大(ヤンキース)
今季成績:31試(199回2/3) 14勝4敗 防3.07
被安打179 失点75(自責68) 奪三振165 WHIP1.08
寸評:メジャー1年目に右肘を痛めてから常に肘に関する報道が多かったが、今季はそれを吹き飛ばすような投球を見せた。メジャー移籍後、最多の14勝をマークし、防御率はシーズン終盤まで上位に名を連ねた。最後右肘の張りで登板を回避したところは気になるが、3年目の今季、名門・ヤンキースのエースの階段を登り始めたといってもいいだろう。
前田健太(ドジャース)
今季成績:32試(175回2/3) 16勝11敗 防3.48
被安打150 失点72(自責68) 奪三振179 WHIP1.14
寸評:活躍の舞台を日本からメジャーに移した今季、12年にダルビッシュ有(レンジャーズ)がマークした日本人1年目の最多勝利数に並ぶ16勝を挙げる活躍を見せた。シーズン最終盤に打ち込まれる場面もあったが、1年間ローテーションを守り抜いたのは立派。ポストシーズンでの活躍に期待がかかる。
【野手】
イチロー(マーリンズ)
今季成績:143試 率.291 本1 点22 盗10
寸評:メジャー16年目の今季もマーリンズでプレー。外野手4番手という位置づけも、開幕から8月下旬まで打率3割をキープするなど、好調を維持した。また、6月15日のパドレス戦で世界記録となる日米通算4257安打を記録し、8月7日のロッキーズ戦でMLB通算3000安打を達成。シーズン最終戦となったナショナルズ戦で安打を放ち、MLB通算3030安打で今季を終えている。
青木宣親(マリナーズ)
今季成績:118試 率.283 本4 点28 盗7
得点63 出塁率.349 長打率.388 OPS.738
寸評:マリナーズに移籍した今季、打撃の調子が上がらず、メジャー挑戦後初となる2度のマイナー降格を経験。苦しいシーズンとなった青木だが、8月の月間打率が.338、9月も.369と尻上がりに調子を上げていき、最後は6試合連続安打を記録するなど、打率.283でフィニッシュした。
川崎宗則(カブス)
今季成績:14試 率.333 本0 点1 盗2
得点3 出塁率.462 長打率.429 OPS.890
寸評:3年間プレーしたブルージェイズからカブスに移った今季は、シーズンの大半をマイナーで過ごした。それでも9月6日に今季3度目のメジャー昇格を果たすと、同日のブリュワーズ戦に代打で出場し安打をマーク。少ないチャンスの中で、しっかりとアピールした。
【投手】
上原浩治(レッドソックス)
今季成績:50試(47回) 2勝3敗7S 防3.45
被安打34 失点18(自責18) 奪三振63 WHIP0.96
寸評:今季は2011年から4年連続で最多セーブに輝いたグレイグ・キンブレルが加入したこともあり、守護神からセットアッパーに配置転換。キンブレルに繋ぐ、勝ち試合の8回を任された上原だが、春先は打ち込まれるシーンが目立った。さらに、7月には右胸筋を痛め故障者リスト入り。それでも、9月に復帰すると11試合連続無失点に抑え、本来の力を取り戻し、3年ぶりの地区優勝に貢献した。
田沢純一(レッドソックス)
今季成績:53試合(49回2/3) 3勝2敗0S 防4.17
被安打47 失点23(自23) 奪三振56 WHIP1.23
寸評:昨季まで3年連続60試合以上登板していた田沢だが、今季は53試合の登板にとどまった。春先は勝ち試合を任されていたが、自身の不調もあり、シーズン後半はビハインドゲームでの登板が増えた。チームは3年ぶりに地区優勝を達成したが、田沢にとっては悔しいシーズンになったはずだ。
ダルビッシュ有(レンジャーズ)
今季成績:17試(100回1/3) 7勝5敗 防3.41
被安打81 失点43(自責38) 奪三振132 WHIP1.12
寸評:5月28日のパイレーツ戦で、トミージョン手術から復帰すると、5回を3安打、7奪三振、1失点に抑え勝利投手になった。その後、再び右肩を痛め故障者リストに入ったが、7月中旬に復帰。8月7日のアストロズ戦から同月29日のマリナーズ戦にかけて自身5連勝するなど、7勝をマークした。
岩隈久志(マリナーズ)
今季成績:33試(199回) 16勝12敗 防4.12
被安打218 失点95(自責91) 奪三振147 WHIP1.33
寸評:メジャー移籍後自己最多の16勝をマークした。絶対的なエースのフェリックス・ヘルナンデスが故障で離脱した期間があった中、岩隈は先発ローテーションを守り抜いた。ただシーズン最終登板となった1日のアスレチックス戦で、3回2/3を5失点と打ち込まれたため、200イニングには届かなかった。
田中将大(ヤンキース)
今季成績:31試(199回2/3) 14勝4敗 防3.07
被安打179 失点75(自責68) 奪三振165 WHIP1.08
寸評:メジャー1年目に右肘を痛めてから常に肘に関する報道が多かったが、今季はそれを吹き飛ばすような投球を見せた。メジャー移籍後、最多の14勝をマークし、防御率はシーズン終盤まで上位に名を連ねた。最後右肘の張りで登板を回避したところは気になるが、3年目の今季、名門・ヤンキースのエースの階段を登り始めたといってもいいだろう。
前田健太(ドジャース)
今季成績:32試(175回2/3) 16勝11敗 防3.48
被安打150 失点72(自責68) 奪三振179 WHIP1.14
寸評:活躍の舞台を日本からメジャーに移した今季、12年にダルビッシュ有(レンジャーズ)がマークした日本人1年目の最多勝利数に並ぶ16勝を挙げる活躍を見せた。シーズン最終盤に打ち込まれる場面もあったが、1年間ローテーションを守り抜いたのは立派。ポストシーズンでの活躍に期待がかかる。