22日に広島-日本ハムの日本シリーズが開幕する。今季打者で22本塁打、投手で10勝を挙げるなど投打で圧倒的な存在感を示した大谷翔平(日本ハム)や、広島の多くの主力選手が初の日本シリーズとなる。ここでは大谷と同じように高校卒業して数年で活躍した選手たちの初めての日本シリーズ(5年目までに出場した選手)を見ていきたい。
【主な日本シリーズ初出場選手の成績】
<野手>
・イチロー(オリックス)95年/4年目
日本シリーズ成績:5試 率.263 本1 点2
95年成績:130試 率.342 本25 点80
→首位打者、打点王、盗塁王、最多安打、最高出塁率のタイトルを獲得し、リーグ優勝の立役者となったイチローは、ヤクルトとの日本シリーズ、内角高めの速球で徹底的に攻められた。第5戦にシリーズ第1号となるソロを放つも、ホロ苦い日本シリーズデビューとなった。
・松井秀喜(巨人)94年/2年目
日本シリーズ成績:6試 率.240 本1 点2
94年成績:130試 率.294 本20 点66
→同年にレギュラーに定着した松井は、20年が経過した今も伝説として語り継がれる「10.8決戦」に「3番・右翼」で先発出場。5回には、ソロ本塁打を放った。西武との日本シリーズでは、打率.240に終わったが、第4戦に左の橋本から2ラン本塁打を記録した。
・山田哲人(ヤクルト)15年/5年目
日本シリーズ成績:5試 率.211 本3 点5
15年成績:143試 率.329 本38 点100
→山田は昨季、トリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)、さらには史上初となる本塁打王と盗塁王のタイトルを獲得し、14年ぶりのリーグ優勝の立役者となった。ソフトバンクとの日本シリーズでは第2戦まで7打数1安打と苦しんだが、第3戦で史上初となる3打席連続本塁打を記録した。
<投手>
・松坂大輔(西武)02年/4年目
日本シリーズ成績:2試 0勝2敗 防12.60
02年成績:14試 6勝2敗 防3.68
→高卒1年目から3年連続最多勝を獲得した松坂は4年目の02年は、プロ入り後初の優勝を経験しながら故障に苦しみわずか6勝に終わる。巨人との日本シリーズでは第1戦に先発、第4戦にリリーフしたが、いずれも敗戦投手となった。
・ダルビッシュ有(日本ハム)06年/2年目
日本シリーズ成績:2試 1勝1敗 2.71
06年成績:25試 12勝5敗 防2.89
→先発に定着した2年目に12勝をマークし、リーグ優勝に貢献。中日との日本シリーズでは第1戦は敗戦投手となったが、中4日で先発した第5戦で勝利投手となり、44年ぶりの日本一の立役者となった。
・藤浪晋太郎(阪神)14年/2年目
日本シリーズ成績:1試 0勝1敗 防4.76
14年成績:25試 11勝8敗 防3.53
→2年連続2ケタ勝利を達成した藤浪。チームは優勝を逃したがCSで、優勝した巨人に4連勝し日本シリーズ進出。ソフトバンクと対戦したシリーズで藤浪は、第3戦に先発。初回に1点を失うと、6回途中3失点で敗戦投手となった。
イチローや松坂などは、初の日本シリーズでシーズン中のような活躍を見せることができなかった。初の日本シリーズで大谷は、どんな結果を残すだろうか。
【主な日本シリーズ初出場選手の成績】
<野手>
95年成績:130試 率.342 本25 点80
→首位打者、打点王、盗塁王、最多安打、最高出塁率のタイトルを獲得し、リーグ優勝の立役者となったイチローは、ヤクルトとの日本シリーズ、内角高めの速球で徹底的に攻められた。第5戦にシリーズ第1号となるソロを放つも、ホロ苦い日本シリーズデビューとなった。
・松井秀喜(巨人)94年/2年目
日本シリーズ成績:6試 率.240 本1 点2
94年成績:130試 率.294 本20 点66
→同年にレギュラーに定着した松井は、20年が経過した今も伝説として語り継がれる「10.8決戦」に「3番・右翼」で先発出場。5回には、ソロ本塁打を放った。西武との日本シリーズでは、打率.240に終わったが、第4戦に左の橋本から2ラン本塁打を記録した。
・山田哲人(ヤクルト)15年/5年目
日本シリーズ成績:5試 率.211 本3 点5
15年成績:143試 率.329 本38 点100
→山田は昨季、トリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)、さらには史上初となる本塁打王と盗塁王のタイトルを獲得し、14年ぶりのリーグ優勝の立役者となった。ソフトバンクとの日本シリーズでは第2戦まで7打数1安打と苦しんだが、第3戦で史上初となる3打席連続本塁打を記録した。
<投手>
・松坂大輔(西武)02年/4年目
日本シリーズ成績:2試 0勝2敗 防12.60
02年成績:14試 6勝2敗 防3.68
→高卒1年目から3年連続最多勝を獲得した松坂は4年目の02年は、プロ入り後初の優勝を経験しながら故障に苦しみわずか6勝に終わる。巨人との日本シリーズでは第1戦に先発、第4戦にリリーフしたが、いずれも敗戦投手となった。
・ダルビッシュ有(日本ハム)06年/2年目
日本シリーズ成績:2試 1勝1敗 2.71
06年成績:25試 12勝5敗 防2.89
→先発に定着した2年目に12勝をマークし、リーグ優勝に貢献。中日との日本シリーズでは第1戦は敗戦投手となったが、中4日で先発した第5戦で勝利投手となり、44年ぶりの日本一の立役者となった。
・藤浪晋太郎(阪神)14年/2年目
日本シリーズ成績:1試 0勝1敗 防4.76
14年成績:25試 11勝8敗 防3.53
→2年連続2ケタ勝利を達成した藤浪。チームは優勝を逃したがCSで、優勝した巨人に4連勝し日本シリーズ進出。ソフトバンクと対戦したシリーズで藤浪は、第3戦に先発。初回に1点を失うと、6回途中3失点で敗戦投手となった。
イチローや松坂などは、初の日本シリーズでシーズン中のような活躍を見せることができなかった。初の日本シリーズで大谷は、どんな結果を残すだろうか。