○ ロイヤルズ 7 － 1 レッドソックス ●
＜現地時間9月13日 カウフマン・スタジアム＞

　ロイヤルズの青木宣親選手が現地時間13日、レッドソックス戦に「2番・指名打者」でスタメン出場。初回に先制タイムリーを放つなど2安打1打点と活躍。チームも投打が噛み合い、本拠地での連敗を2で止めた。

　青木は初回、無死二塁のチャンスで打席に入ると、レッドソックス先発・デラロサからレフト前タイムリーを放ち、チームに先制点をもたらした。5回の3打席目もレフト前ヒットを放ち、この日は4打数2安打1打点の活躍。2戦ぶりの複数安打で、打率を.267とした。

　ロイヤルズはこの試合、打順を大幅に変更。1番が指定打席だった青木を2番に置き、不調だった2番のインファンテを7番に下げた。そして、9番ながらこれまで効果的な働きをしていた俊足好打のエスコバルを1番に配置するなど、4番に入った主軸のゴードンも含め、前日の試合から全員の打順を入れ替えた。

　その結果、12安打で7得点。新1番エスコバルは、青木の先制打を演出するなど2安打1得点。さらに7番インファンテも、3安打2打点と奮起した。ロイヤルズは投げても、先発・ガスリーが8回1失点と好投。タイガースが勝利したため首位返り咲きとはならなかったが、久々に投打が噛み合い快勝した。

　またこの試合、レッドソックスの上原浩治、田沢純一、両投手の登板はなかった。