メキシコ打線のパワーに屈する
広島の野村祐輔が11日、侍ジャパンの強化試合・メキシコ戦に先発登板したが、3本のソロ本塁打を浴び4回3失点で降板した。
先発マスクは広陵高時代の同期で、ともに甲子園準V(2007年夏)の原動力となった巨人の小林誠司。コンビ再結成でともに代表定着をアピールしたいところだったが、2点リードの2回、楽天に在籍する4番アマダーに豪快な追撃ソロを浴びた。
アマダーは「打った球はチェンジアップ。野村は当然見たこともあるし、いいピッチャー。自分のゾーンを崩さないように意識して打席に入った」とコメント。前夜の第1戦は押し出し死球による1打点のみで4打数無安打の成績だったが、第2戦では持ち前の長打力を見せつけた。
野村は3-1の4回にも、2番ペーニャ、5番ベルドゥーゴにソロ弾を浴び計3被弾。メキシコ打線に甘くなった変化球を捉えられ、「特に3本目は2アウトから。もったいなかったです」と肩を落とした。