ニュース 2016.11.16. 11:15

【神宮大会】ドラフト指名選手、有終の美を飾った選手は?

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中日からドラフト1位指名を受けた柳裕也(左)、ロッテから1位指名を受けた佐々木千隼(右)

決勝は明大と桜美林大


 16日、明治神宮大会(大学の部)の決勝戦が開催される。決勝に進出した明治大には柳裕也(中日/1位)、星知弥(ヤクルト/2位)、佐野恵太(DeNA/9位)、中道勝士(オリックス/育成5位)、桜美林大には佐々木千隼(ロッテ/1位)と両校に今ドラフトで指名を受けた選手がいる。どちらの学校が優勝してもプロ入り前、最後の大会で有終の美を飾る選手がいるということになる。

 最近10年間で、プロ入り前最後の明治神宮大会を優勝で終えた選手はいるのだろうか…。斎藤佑樹、大石達也、福井優也と同一チームから史上初となる3投手が1位指名を受けた10年の早稲田大がそうだ。東海大との決勝戦に先発した福井が6回1失点と試合を作ると、1点リードの7回から2イニングを大石がパーフェクトリリーフ、最後は斎藤が締めて優勝した。

 2大会ぶりに決勝進出を果たした明治大は、直近では11年に明治神宮大会を制している。この時にエースだった野村祐輔、3番打者の島内宏明、左の柴田章吾がドラフトで指名を受けた。愛知学院大との決勝では野村が先発し、9回4安打無四球完封勝利。島内は3番・レフトで先発出場し4打数1安打、柴田は登板がなかった。

 12時から行われる明治大-桜美林大。どちらの選手がプロ入り前最後の大会で有終の美を飾ることができるのだろうか。

プロ入り前最後の神宮大会を制した選手

※社会人経由を含まない

【2006年】
・亜細亜大
糸数敬作(日本ハム/D3位)

【2007年】
・東洋大
大場翔太(ソフトバンク/D1位)

【2008年】
・東洋大
大野奨太(日本ハム/D1位)
上野大樹(ロッテ/D3位)

【2009年】
・立正大
なし

【2010年】
・早稲田大
斎藤佑樹(日本ハム/D1位)
大石達也(西武/D1位)
福井優也(広島/D1位)

【2011年】
・明治大
野村祐輔(広島/D1位)
島内宏明(楽天/D6位)
柴田章吾(巨人/育D3位)

【2012年】
・桐蔭横浜大
なし

【2013年】
・亜細亜大
九里亜蓮(広島/D2位)
嶺井博希(DeNA/D3位)

【2014年】
・駒沢大
江越大賀(阪神/D3位)

【2015年】
・亜細亜大
板山祐太郎(阪神/D6位)
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