ニュース 2016.12.24. 10:00

各球団の2番打者はどうだった?

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攻守に抜群の存在感を見せる広島の菊池涼介

広島・菊池が140試合に出場


 犠打や右打ちなど自己犠牲が求められることの多い2番打者。一方で、昨季14年ぶりにリーグ優勝を果たしたヤクルトの2番打者を務めた川端慎吾など“バントをしない”攻撃的な2番打者も増えてきている。では今季、各球団の2番打者はどのような成績を残していたのだろうか…。

 今季12球団の2番打者を見ると、チーム事情なども関係しているのか、ほぼ1年間固定して座った選手は広島の菊池涼介のみだった。菊池は今季2番打者として140試合に出場し、打率.315、犠打はリーグトップの23を記録した。犠打だけでなく、右方向へ繋ぐ打撃を見せるなど、2番という難しい打順をこなした。

 10年ぶりに日本一に貢献した日本ハムの中島卓也は2番で出場した試合は50試合だったが、犠打数が41をマーク。オリックスの安達はシーズンの打率は.273だったが、2番では77試合に出場して、打率.309と大きく跳ね上がった。

 また、2年連続Aクラス入りしたロッテは、2番打者を固定することができず、高浜卓也の29試合がチーム最多出場者だった。

各球団の2番打者の成績

※2番打者のみの成績
【日本ハム】
中島卓也
50試 率.241 本0 点14 犠打41

【ソフトバンク】
今宮健太
56試 率.200 本4 点24 犠打21

【ロッテ】
高浜卓也
29試 率.200 本2 点5 犠打6

【西武】
秋山翔吾
50試 率.296 本6 点23 犠打0

【楽天】
藤田一也
52試 率.251 本0 点23 犠打9

【オリックス】
安達了一
77試 率.309 本1 点27 犠打33

【広島】
菊池涼介
140試 率.315 本13 点56 犠打23

【巨人】
橋本到
35試 率.206 本2 点10 犠打17

【DeNA】
石川雄洋
55試 率.205 本2 点13 犠打10

【阪神】
大和
36試 率.269 本1 点15 犠打10

【ヤクルト】
川端慎吾
58試 率.304 本0 点18 犠打0

【中日】
荒木雅博
64試 率.257 本1 点15 犠打11
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