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ヤクルト・川端、新しい打順でどうなる? 攻撃型2番打者を振り返る

 昨季まで主に3番を務めていた川端慎吾(ヤクルト)が今季から2番を任される。2番打者といえば井端弘和(巨人)のようなバントや右打ちといった制約が多い印象にある。そんな中、ヤクルトの真中満監督は初回から送りバントではなく、ヒットでランナーを進塁させる狙いで2番に川端を配置することを決めた。

 『バントをしない2番打者』の代表選手といえば、日本ハム時代の小笠原道大が挙げられる。99年に『2番・一塁』でレギュラーに定着すると、同年にリーグ7位の打率.285、25本塁打81打点を記録。翌00年には182安打で最多安打のタイトルを獲得し、打率.329、31本塁打、打点はリーグ4位の102打点をマークした。特に小笠原は2番打者ながら、99年からの2年間で犠打は0だった。

 ヤクルトでは古田敦也選手兼任監督1年目の06年に、『バントをしない2番打者』としてアダム・リグスが起用された。リグスは持ち前の長打力を発揮し、チーム最多の39本塁打、打点は94を記録。5月と8月には月間MVPを獲得している。また、1番の青木宣親がリーグ最多の192安打、3番の岩村明憲が32本塁打と、前後を打つ2人の打者もリグスと匹敵するほどの成績を残すなど相乗効果を生んでいた。

 今季から2番に座る川端は、小笠原やリグスのような長打力は期待できないが、昨季打率.305を残しているように、ヒットで繋ぐことができる。『2番・三塁』でスタメン出場した1日の巨人戦では、「打順は考えていません。去年と同じです」と4回に先頭でレフト前にチャンスメークすると、7回には2死一、三塁から追加点となるタイムリーを放った。長打力も兼ね備えている1番山田哲人、チャンスメーカー、ポイントゲッターにもなれる2番川端は、他球団の脅威になるはず。

 攻撃型として2番として期待される川端は、小笠原やリグスのようなインパクトのある成績を残すことができるのだろうか。

主な攻撃型2番の打撃成績

小笠原道大
99年成績:試135 率.285 本25 点83
00年成績:試135 率.329 本31 点102

アダム・リグス
06年成績:試142 率.294 本39 点94

川端慎吾
昨季成績:試142 率.305 本10 点69
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