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日本での経験を糧にもう一花…今年アメリカに帰る助っ人たち

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ナショナルズとマイナー契約を結び、アメリカに戻ることになった元広島のキラ[Getty Images]
 シーズン開幕まで1ヵ月を切り、いよいよ春の到来が近づいてきたプロ野球界。売り出し中の若手や、注目の新戦力など、オープン戦の結果が気になる時期になってきた。

 新戦力が加われば、逆にチームを去る選手たちもいる。ということで、昨シーズン限りでチームを退団していった助っ人たちの去就と言うのも気になるところ。もう一度アメリカに戻り、再スタートを切ろうとする選手たちは少なくない。

 最近では、昨年西武でプレーしたコーディ・ランサムが、ダイヤモンドバックスとマイナー契約でサインしたことが報じられた。

 高い身体能力を誇り、一発も兼ね備えた選手として入団したランサム。鈴木葉留彦本部長も「タイプとしてはシピン」と70年代に大活躍した名選手を例に挙げ、期待を寄せた。ところが、フタを開けてみると、確実性に欠いた打撃に守備・走塁のミスなども目につき、あっという間にスタメン落ち。結局シーズン終了を待つことなく、7月28日にウェイバー公示を受けていた。

 今シーズンは、11年から2年間プレーした古巣・ダイヤモンドバックスに戻り、再びのメジャー昇格を目指す。

 また、選手としてではなく、スタッフとしてアメリカ球界に戻る選手もいる。元楽天のケビン・ユーキリスだ。

 メジャーで圧倒的な実績を誇り、4億円とも言われる年俸で鳴り物入りで楽天に入団した助っ人であったが、左かかとを痛めて5月中に早々と帰国。以降、日本でその姿を見せることはなかった。

 結局、昨シーズン限りで現役引退を発表したユーキリスは、今年からカブスにフロントとして加入。スカウト&育成担当に就任するとのこと。一線から退き、アメリカで第2の人生をスタートさせることとなった。

 その他にも、3年間日本でプレーしたジョン・ボウカーや、独立リーグを経てアメリカに戻るロバート・ザラテなど、日本で得た経験を糧にアメリカでもう一花咲かせようと目論む選手たちがいる。近年は日本での経験を活かし、アメリカで活躍する元NPB助っ人が少なくないだけに、彼らの再スタートにも期待して見て行きたいところだ。

【今年からアメリカへ戻るNPB助っ人たち】
● コーディ・ランサム(元西武)
NPB通算[1年]:38試 率.212 本2 点12
→ ダイヤモンドバックスとマイナー契約。

● キラ・カアイフエ(元広島)
NPB通算[2年]:155試 率.258 本25 点85
→ ナショナルズとマイナー契約。

● ジョン・ボウカー(元巨人、楽天)
NPB通算[3年]:239試 率.239 本24 点78
→ ジャイアンツとマイナー契約。

● ダニエル・カブレラ(元中日)
NPB通算[2年]:34試 11勝12敗 防3.49
→ レッズとマイナー契約。

● ロバート・ザラテ(元阪神)
NPB通算[2年]:4試 0勝0敗 防7.36
→ レイズとマイナー契約。
・10年に独立リーグ群馬で来日し、12年からは阪神で2年間プレー。昨年群馬に復帰した後、アメリカへと戻ることに。

● ケビン・ユーキリス(元楽天)
NPB通算[1年]:21試 率.215 本1 点11
→ 現役を引退し、カブスのフロント入り(スカウトと育成部門を担当)
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