角中「重みを感じながら…」
角中勝也(ロッテ)、松田宣浩(ソフトバンク)、浅村栄斗(西武)の3人が来季から背番号「3」を背負う。プロ野球界で「3」といえば、ミスタープロ野球・長嶋茂雄、鉄人・衣笠祥雄、ミスタードラゴンズ・立浪和義など、各球団チームの顔と呼べる選手が背負ってきた番号だ。
今季まで「61」をつけていた角中は、来季から今季までサブローが背負っていた「3」をつけることになった。サブローに電話で許可をもらったという角中は、「今まで歴代につけていた人も、あんまり野球に詳しくない自分でも知っている人ばかり。重みを感じながら新しい3番を自分のモノにしていきたい」と意気込む。
また、SNSやインターネットなどで長年背番号「9」を熱望していると噂されていたが、角中は「(背番号9をつけたいと)凄い思われていたみたいですけど、高知の時に9番を着けていて、ロッテの9番といえば福浦さん。(新入団会見で)そういう選手になりたいと言ったのが、9をつけたいと長年思われていたみたい」と否定した。
長嶋茂雄に憧れた松田
入団した06年から今季まで11年間背番号「5」を着けていた松田は、侍ジャパンで背番号「3」をつけてプレーするほど長嶋茂雄氏に憧れていた。
松田は球団を通じて「プロの世界でサードを守り続けてきました。サードといえば長嶋さん。ずっと憧れがありました。侍ジャパンでは『3』をつけていましたが、ホークスでも『3』を背負って戦いたい。日本一のため、ホークスのために全力で戦いたいという気持ちになりました」とコメント。
浅村は長年熱望した「3」
浅村は、13年オフから熱望していた背番号「3」をようやく手にいれた。西武の「3」は、これまで土井正博、清原和博、中島宏之(現オリックス)といった強打者が背負ってきた伝統のある番号。
浅村は球団を通じて「球団よりお話をいただき、とてもうれしく思いましたし、本当に感謝しております。ライオンズの背番号『3』に恥じないよう、チームを引っ張っていける選手になりたいと思います」とコメントしている。
来季から背番号「3」を背負う角中、松田、浅村の3人は、今季以上の活躍を期待したいところだ。