コラム 2015.10.26. 18:15

新進気鋭の野球デザイナー、アメリカをゆく~シカゴ編

無断転載禁止
野球を愛するデザイナー・大岩 Larry 正志さんが、野球の本場・アメリカへ!メジャーで2番目に古い球場に潜入…
 数々の球団で斬新なユニフォームデザインを手掛け、多くの野球ファンから支持を集めるグラフィックデザイナー・大岩 Larry 正志。

 野球をこよなく愛し、自らも熱狂的な野球ファンである大岩氏が、昨年に続いて今年も野球の本場・アメリカを訪れた。

 シンシナティに続いては、100年の歴史を誇るカブスの本拠地・シカゴのリグリー・フィールドへ。メジャーで2番目に古い球場に野球狂デザイナーが迫る。


大岩 Larry 正志のメジャーリーグ観戦記 ~シカゴ編~


 帰国前に立ち寄ったシカゴでは、カブスの本拠地・リグリー・フィールドの球場見学ツアーに参加した。メジャーで2番目に古い球場の佇まいは、風格と品を兼ね備え、築102年を迎える威厳が感じられる。



スタジアムツアーは、試合のない日に行くべし!?


 入場してコンコースを抜けると、観客席へ出ると見えてくるのが、美しい芝とおなじみの外野フェンスだ。この球場の外野フェンスはレンガの壁になっており、そこを蔦が覆うという昔のままのスタイルとなっている。



 座席はプラスチック製だが、イメージは昔のままで、木製だった時のデザインになっている。



 その後もビジターチームのロッカールムーや記者席など、球場中を見学。いろいろな角度から歴史の重みを感じることができた。

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 そしていよいよこのツアーのハイライト、グラウンドへ。思わず一礼をしてからその一歩を踏み入れてしまうほどに緊張した。ダグアウトにも入る事ができ、メジャーリーガー気分を味わったその数分間は本当に幸せだった。





 このように、スタジアムツアーでは試合開催日には入れない所にも入ることができるので、意図的に試合がない日を狙って訪れるのもおもしろいかもしれない。

歴史と伝統を守りながら進化


 リグリー・フィールドは、現在「1060 PROJECT」という4年かける大改修中で、大型ビジョンの設置など現代の技術が導入されていくが、球場の建て替えはしない。100年の歴史を守っていきながら、ファンを楽しませようとする姿勢が素晴らしい。



おまけ:シカゴブルズの本拠地・ユナイテッドセンターも訪れてきました。敷地内に建つマイケルジョーダンの像。

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大岩 Larry 正志
グラフィックデザイナー/ボイスアクター
ONE MAN SHOW代表。


多数のグラフィックやロゴ、CDジャケットから、
2008年の埼玉西武ライオンズ交流戦用、
2009年の福岡ソフトバンクホークス「鷹の祭典」用の各ユニフォームとグラフィック、
2010年にリニューアルされた名球会のユニフォームとロゴ、
2012年からは楽天イーグルスの「TOHOKU GREEN」のユニフォームやチャンピオンロゴデザインなどをデザイン。
2015年には、初めてのセ・リーグチームとなる東京ヤクルトスワローズのCREWユニフォーム、TOKYOユニフォームのデザインも担当。

http://www.oneman-show.com

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