ア・リーグ 地区シリーズ
オリオールズ - タイガース
<現地時間10月2日~8日 5試合制>
各リーグワイルドカードゲームの勝者が出揃い、明日、ア・リーグ東地区優勝のオリオールズと中地区優勝のタイガースのゲームから地区シリーズの戦いが幕を開ける。
オリオールズはア・リーグの勝率2位。実に17年ぶりの地区優勝となったが、9月17日に早々と優勝を決め、今シーズン一番早く勝利の美酒に酔いしれた。
オリオールズの特長は長打力。チーム本塁打数は211で、2位のロッキーズとは25本差のメジャー1位。実に2ケタ本塁打到達者を7人も擁しているチームの中心は4番のクルーズだ。キャリアハイの40本塁打で本塁打王を獲得し、打点もリーグ3位の108をマークした。
しかし、昨年53本塁打と138打点でリーグ二冠に輝いたデービスが禁止薬物の使用に引っかかり、25試合の出場停止中。これはプレーオフでも適用されており、最初の8試合は停止。少なくとも地区シリーズは出場することができない。今シーズンは打率こそ.196ながら26本塁打を放ち、72打点を挙げていただけに、チームにとっては痛手となる。
初戦の先発は開幕投手を務めたティルマン。今シーズンは13勝6敗、防御率3.34という成績であるが、後半戦は6勝1敗で防御率2.33と安定感抜群の投球を見せた。過去10年でタイガースに3勝負けなしの右腕が強力タイガース打線に挑む。
対するは中地区4連覇を成し遂げたタイガース。地力は一番と言われながらも、青木のロイヤルズと最終戦まで優勝を争う苦しい戦いを強いられた。
チーム打率は.277でメジャー30球団トップを誇る。2012年の三冠王・カブレラが今シーズンは右足首の故障を抱えながらも.313、25本塁打、109打点でチームを支えれば、4番に入ったV.マルティネスが35歳にしてさらに打撃覚醒。キャリアハイの打率.335と32本塁打を放った。
初戦の先発はシャーザー。21勝を挙げ、サイヤング賞に輝いた昨シーズンには及ばないが、今シーズンも18勝(5敗)で2年連続の最多勝を獲得。キャリア最多となる奪三振252を挙げた。
さらに豪華な顔ぶれが控えるタイガース投手陣は2011年のサイヤング賞・バーランダー(15勝12敗)、リーグトップ272奪三振のプライス(15勝12敗)、ポーセロ(15勝13敗)と合計4人が15勝をクリアしている。しかし、意外に負け数も多く、防御率もバーランダーに至っては4.54と攻略不可能というわけではない。オリオールズも元中日のチェンの16勝(6敗)を筆頭に、ノリスが15勝8敗と2戦目以降に15勝越えの2人が登場してくる。先発投手の巡り会わせにも注目が集まる。
本塁打メジャートップのオリオールズと打率メジャートップのタイガースによる対戦ではあるが、お互いに投手力も兼ね備えている。自慢の打撃陣が好投手たちをどう打ち崩していくか。1・2・5戦目はオリオールズの本拠地であるオリオールパーク・アット・カムデンヤーズで、3・4戦目はタイガースの本拠地、コメリカ・パークで行われる。初戦は現地時間10月2日午後5時30分(日本時間10月3日)、プレイボールとなる。
オリオールズ - タイガース
<現地時間10月2日~8日 5試合制>
各リーグワイルドカードゲームの勝者が出揃い、明日、ア・リーグ東地区優勝のオリオールズと中地区優勝のタイガースのゲームから地区シリーズの戦いが幕を開ける。
オリオールズはア・リーグの勝率2位。実に17年ぶりの地区優勝となったが、9月17日に早々と優勝を決め、今シーズン一番早く勝利の美酒に酔いしれた。
オリオールズの特長は長打力。チーム本塁打数は211で、2位のロッキーズとは25本差のメジャー1位。実に2ケタ本塁打到達者を7人も擁しているチームの中心は4番のクルーズだ。キャリアハイの40本塁打で本塁打王を獲得し、打点もリーグ3位の108をマークした。
しかし、昨年53本塁打と138打点でリーグ二冠に輝いたデービスが禁止薬物の使用に引っかかり、25試合の出場停止中。これはプレーオフでも適用されており、最初の8試合は停止。少なくとも地区シリーズは出場することができない。今シーズンは打率こそ.196ながら26本塁打を放ち、72打点を挙げていただけに、チームにとっては痛手となる。
初戦の先発は開幕投手を務めたティルマン。今シーズンは13勝6敗、防御率3.34という成績であるが、後半戦は6勝1敗で防御率2.33と安定感抜群の投球を見せた。過去10年でタイガースに3勝負けなしの右腕が強力タイガース打線に挑む。
対するは中地区4連覇を成し遂げたタイガース。地力は一番と言われながらも、青木のロイヤルズと最終戦まで優勝を争う苦しい戦いを強いられた。
チーム打率は.277でメジャー30球団トップを誇る。2012年の三冠王・カブレラが今シーズンは右足首の故障を抱えながらも.313、25本塁打、109打点でチームを支えれば、4番に入ったV.マルティネスが35歳にしてさらに打撃覚醒。キャリアハイの打率.335と32本塁打を放った。
初戦の先発はシャーザー。21勝を挙げ、サイヤング賞に輝いた昨シーズンには及ばないが、今シーズンも18勝(5敗)で2年連続の最多勝を獲得。キャリア最多となる奪三振252を挙げた。
さらに豪華な顔ぶれが控えるタイガース投手陣は2011年のサイヤング賞・バーランダー(15勝12敗)、リーグトップ272奪三振のプライス(15勝12敗)、ポーセロ(15勝13敗)と合計4人が15勝をクリアしている。しかし、意外に負け数も多く、防御率もバーランダーに至っては4.54と攻略不可能というわけではない。オリオールズも元中日のチェンの16勝(6敗)を筆頭に、ノリスが15勝8敗と2戦目以降に15勝越えの2人が登場してくる。先発投手の巡り会わせにも注目が集まる。
本塁打メジャートップのオリオールズと打率メジャートップのタイガースによる対戦ではあるが、お互いに投手力も兼ね備えている。自慢の打撃陣が好投手たちをどう打ち崩していくか。1・2・5戦目はオリオールズの本拠地であるオリオールパーク・アット・カムデンヤーズで、3・4戦目はタイガースの本拠地、コメリカ・パークで行われる。初戦は現地時間10月2日午後5時30分(日本時間10月3日)、プレイボールとなる。