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痛すぎるミコライオの離脱…カープのブルペンはどう乗り切る?

 広島はCSを前にピンチを迎えている。守護神・ミコライオが「左股関節唇損傷・外旋筋挫傷で5日間の安静、加療を要する」と診断され、4日に登録を抹消。最短での再登録が可能になるのは10日後の14日。11日から始まる阪神とのCSファーストステージは、守護神不在で臨まなければならなくなったのだ。

 ミコライオの代役候補として名前が挙がったのが、4年目の中崎翔太だ。今季は3年ぶりに開幕一軍を逃したが、7月に昇格すると、7試合連続で無失点に抑えるなど、セットアッパーの座をもぎ取った。

 昨年の今頃は、右手血行障害により三軍での調整を強いられ、初出場となったCSは蚊帳の外。昨年のことを考えれば、この1年で大きく飛躍を遂げたといえるだろう。また、以前はマウンド上で頼りない印象を受けたが、一軍で投げ続けるうちに顔つきが変わり、ふてぶてしさがでてきた。野村監督から入団以来期待を受けてきた男が、ついに花開こうとしている。

 そして戸田隆矢もまた、中崎と同じように昨季のCSでは戦力と呼べる存在ではなかった。昨シーズンに与えられた2度の先発チャンスは、いずれもノックアウト。今季は先発を務めながらリリーフもこなしていたが、8月半ばから本格的にリリーフに転向。

 これが以外と上手くハマった。8月17日以降は、リリーフで19試合に登板し、2勝1敗6ホールド、防御率2.82の成績。手薄な左の救援陣の中で一人気を吐き、入団からの2年間で一軍わずか4試合の登板にとどまっていた男とは思えないほどの活躍ぶりを見せた。

 絶対的な守護神・ミコライオを欠き、CS突破へピンチを迎えている広島ブルペン陣。昨季CSを経験していない中崎と戸田の活躍が、チームの命運を握るかもしれない。
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