CSファーストステージ第1戦
阪神 - 広島
<10月11日 甲子園>
今日から始まるクライマックスシリーズ(CS)。セ・リーグのファーストステージは2年連続で同じ顔合わせとなり、レギュラーシーズン2位の阪神が、本拠地・甲子園で3位・広島を迎え撃つ。
阪神は過去4度CSに出場しているが、ファーストステージを突破したことがない。最後にCSで勝利を挙げたのは、08年のファーストステージ第2戦まで遡る。苦手な短期決戦で勢いにのるためにも、初戦は絶対にモノにしたいところ。
その大事な第1戦の予想先発はメッセンジャー。来日5年目の今季は、2年連続最多奪三振(226)に加え、最多勝(13)のタイトルを獲得。いま最も信頼のおける先発投手である。メッセンジャーは今季の甲子園での広島戦、2試合に先発し1完封を含む2勝。しかも16イニング無失点と抜群の相性を誇る。昨季は広島とのCS第2戦に先発し敗戦投手となったが、今日は勝利を呼び込む投球でリベンジを果たしたいところだ。
一方の広島は、CSを前に野村監督の今季限りでの退任が決まった。シーズン終盤に失速して2年連続3位に終わったが、指揮官の退任で選手たちも一丸となって臨んでくるはずだ。
野村カープ集大成となる第1戦の先発は大瀬良が濃厚。エース・前田健太の先発も予想されるが、6日の巨人戦で8回を118球投じており、中4日での先発は、回避すると見られる。大瀬良は甲子園での阪神戦に2勝1敗と勝ち越しており、5月1日の試合ではプロ初完投をマークした。ルーキーが敵地・甲子園を苦にしていないという点は首脳陣にとっても心強い。
また、台風19号の接近で、12日の第2戦、13日の第3戦への影響が心配されている。CSの規定で、勝ち数が同じであれば、レギュラーシーズン上位のチームが勝者となる。14日に予備日が設けられているとは言え、仮に12、13日が連続で中止となれば、広島は1敗も許されない状況となる。よって今年のCS初戦は、例年になく激しい試合になりそうだ。
阪神 - 広島
<10月11日 甲子園>
今日から始まるクライマックスシリーズ(CS)。セ・リーグのファーストステージは2年連続で同じ顔合わせとなり、レギュラーシーズン2位の阪神が、本拠地・甲子園で3位・広島を迎え撃つ。
阪神は過去4度CSに出場しているが、ファーストステージを突破したことがない。最後にCSで勝利を挙げたのは、08年のファーストステージ第2戦まで遡る。苦手な短期決戦で勢いにのるためにも、初戦は絶対にモノにしたいところ。
その大事な第1戦の予想先発はメッセンジャー。来日5年目の今季は、2年連続最多奪三振(226)に加え、最多勝(13)のタイトルを獲得。いま最も信頼のおける先発投手である。メッセンジャーは今季の甲子園での広島戦、2試合に先発し1完封を含む2勝。しかも16イニング無失点と抜群の相性を誇る。昨季は広島とのCS第2戦に先発し敗戦投手となったが、今日は勝利を呼び込む投球でリベンジを果たしたいところだ。
一方の広島は、CSを前に野村監督の今季限りでの退任が決まった。シーズン終盤に失速して2年連続3位に終わったが、指揮官の退任で選手たちも一丸となって臨んでくるはずだ。
野村カープ集大成となる第1戦の先発は大瀬良が濃厚。エース・前田健太の先発も予想されるが、6日の巨人戦で8回を118球投じており、中4日での先発は、回避すると見られる。大瀬良は甲子園での阪神戦に2勝1敗と勝ち越しており、5月1日の試合ではプロ初完投をマークした。ルーキーが敵地・甲子園を苦にしていないという点は首脳陣にとっても心強い。
また、台風19号の接近で、12日の第2戦、13日の第3戦への影響が心配されている。CSの規定で、勝ち数が同じであれば、レギュラーシーズン上位のチームが勝者となる。14日に予備日が設けられているとは言え、仮に12、13日が連続で中止となれば、広島は1敗も許されない状況となる。よって今年のCS初戦は、例年になく激しい試合になりそうだ。