29年ぶりのプレーオフで快進撃を見せるロイヤルズにアメリカ中の視線が集まっている。そんな中、MLB公式サイト『MLB.com』のジャクソン・アレクサンダー記者は「今熱い2番打者・青木がロイヤルズを奮い立たせた!」と、ロイヤルズの躍進を支える選手として青木宣親の活躍ぶりを報じている。
記事によると「今シーズンのロイヤルズの復活は、9月13日以降の打率が.385という青木の活躍なしでは語られない」とし、「全てはヨスト監督がラインナップを徹底的に改善したことから始まった。上位にスピードを足すために、レギュラーシーズン3人合計で9本しか本塁打を打っていないエスコバル、青木、ケーンを並べる意外な策が奏功した」と述べた。
現地時間9月13日のレッドソックス戦直前までの青木の打率は.267だった。ロイヤルズは青木に守備面を期待していたが、その後の15試合で青木は打率を.285まで上げ、ポストシーズン進出への立役者になった。これにはヨスト監督も「流れのカギは、エスコバルではじまり、ノリ(青木)が2番手。この策の狙いはスピード感を上位で出し、塁上で中軸の強打者をサポートすること。それにこの3人(エスコバル、青木、ケーン)は今一番ノっている選手だ。ノリは2番で本当に躍進した」と述べている。
シーズン最後の2週間、青木はホワイトソックス3連戦で11安打をマーク。ロイヤルズの球団記録を打ち立てた。プレーオフに入ってからは、地区シリーズで打率.333を残し、リーグ優勝決定シリーズの2試合でも同じ打率をマークしている。
それでも、青木は「自分にとっては1番から2番に下がっただけのこと。2番は日本、ブルワーズでも経験しているのでそんなに違いは感じない」と、輝かしい成績を残しても謙虚な態度を忘れない。自分自身を守備の要だと考えているか、という質問には「自分ではそうは思っていない。チーム全体の調子がよく、みんながうまくかみ合っているだけ」としながらも「でも、もしほかの人たちがそう思ってくれているのなら嬉しい」と答えている。
シーズン始め、低迷気味だった青木であるが、ヨスト監督は、ア・リーグのピッチャーに慣れるまでに時間が必要なだけ、と推測していた。青木はメジャー最初の2年はナ・リーグ所属のブルワーズでプレーしており、ア・リーグのピッチャーと対戦したのは1262打席中10.4%だけだった。
そんなヨスト監督の根気が、最後に最高のタイミングで報われた。青木の活躍で、ロイヤルズは弱点のないラインナップを確立させた。29年ぶりの世界一へ駆け上がるロイヤルズを牽引する「2番・右翼」の活躍から、今後も目が離せない。
記事によると「今シーズンのロイヤルズの復活は、9月13日以降の打率が.385という青木の活躍なしでは語られない」とし、「全てはヨスト監督がラインナップを徹底的に改善したことから始まった。上位にスピードを足すために、レギュラーシーズン3人合計で9本しか本塁打を打っていないエスコバル、青木、ケーンを並べる意外な策が奏功した」と述べた。
現地時間9月13日のレッドソックス戦直前までの青木の打率は.267だった。ロイヤルズは青木に守備面を期待していたが、その後の15試合で青木は打率を.285まで上げ、ポストシーズン進出への立役者になった。これにはヨスト監督も「流れのカギは、エスコバルではじまり、ノリ(青木)が2番手。この策の狙いはスピード感を上位で出し、塁上で中軸の強打者をサポートすること。それにこの3人(エスコバル、青木、ケーン)は今一番ノっている選手だ。ノリは2番で本当に躍進した」と述べている。
シーズン最後の2週間、青木はホワイトソックス3連戦で11安打をマーク。ロイヤルズの球団記録を打ち立てた。プレーオフに入ってからは、地区シリーズで打率.333を残し、リーグ優勝決定シリーズの2試合でも同じ打率をマークしている。
それでも、青木は「自分にとっては1番から2番に下がっただけのこと。2番は日本、ブルワーズでも経験しているのでそんなに違いは感じない」と、輝かしい成績を残しても謙虚な態度を忘れない。自分自身を守備の要だと考えているか、という質問には「自分ではそうは思っていない。チーム全体の調子がよく、みんながうまくかみ合っているだけ」としながらも「でも、もしほかの人たちがそう思ってくれているのなら嬉しい」と答えている。
シーズン始め、低迷気味だった青木であるが、ヨスト監督は、ア・リーグのピッチャーに慣れるまでに時間が必要なだけ、と推測していた。青木はメジャー最初の2年はナ・リーグ所属のブルワーズでプレーしており、ア・リーグのピッチャーと対戦したのは1262打席中10.4%だけだった。
そんなヨスト監督の根気が、最後に最高のタイミングで報われた。青木の活躍で、ロイヤルズは弱点のないラインナップを確立させた。29年ぶりの世界一へ駆け上がるロイヤルズを牽引する「2番・右翼」の活躍から、今後も目が離せない。