阪神OBの桧山進次郎氏が19日、自身のブログを更新し、9年ぶりに出場する日本シリーズ進出について綴った。

　現役時代、桧山氏は03年、05年のリーグ優勝に貢献。晩年は代打の切り札として活躍し、代打で歴代2位となる158安打を放っている。また、現役最終打席となった13年CSファーストステージ第2戦では本塁打を放つなど、昨年ファンに惜しまれながら現役を退いた。

　桧山氏は、『9年ぶりの日本シリーズ進出おめでとう！』と題した同日のブログで、「本当にチームが一丸となったゲームをし、まさしくプロというようなプレーの連続で見事に日本シリーズ進出を決めました」とCSファーストステージから5連勝（1分）で勝ち抜いた選手たちを称えた。

　さらに、「正直言って今のタイガースは今年1番の強さではないでしょうか。この勢い、いやこのチーム力をそのまま持続し栄光を手に入れて貰いたいと思います」と22年間プレーした古巣の強さに太鼓判を押した。

　最後は「タイガースファンに待ちに待ったプレゼントを贈れますように！」と締めくくり、後輩たちに29年ぶりの日本一獲得を託した。阪神が出場する日本シリーズは25日から開幕する。