ワールドシリーズ第4戦
○ ジャイアンツ 11 － 4 ロイヤルズ ●
＜現地時間10月25日　AT＆Tパーク＞

　ジャイアンツとロイヤルズのワールドシリーズ第4戦が現地25日に行われ、ホームゲームを戦うジャイアンツが鮮やかな逆転勝利を収め、通算成績を2勝2敗のタイに戻した。2試合連続でスタメンを外れたロイヤルズの青木宣親は、6回の無死一塁の場面で代打で登場したが併殺打に倒れた。

　ジャイアンツは2点ビハインドで迎えた5回、4番ペンスのタイムリーなどで4－4の同点に追いつくと、続く6回にも代打・アリアスのヒットを口火に二死満塁のチャンスを作ると、5番サンドバルが勝ち越し2点タイムリーをセンター前へ運び試合をひっくり返した。

　火の付いたジャイアンツ打線は、7回にもペンスのこの試合3打点目となるタイムリー二塁打などで4点を追加。終わってみれば16安打11得点の猛攻で、ロイヤルズ投手陣を粉砕した。

　対するロイヤルズは、1点を追う3回に一挙4点を奪いこの試合も主導権を握ったが、先発・バルガスが5回途中3失点で降板。後続投手も次々と失点を重ね、ジャイアンツ打線の勢いを止めることができなかった。

　ベンチスタートとなった青木は6回に代打で登場するも、ファーストへの併殺打。出場はこの1打席のみで、これでワールドシリーズでは8打数無安打となった。