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今年だけじゃない! 過去にも6度あった日本Sでの同級生監督対決

 プロ野球の頂点を決める日本シリーズが25日に開幕した。18年ぶりに実現した同級生監督対決の日本シリーズは、和田監督率いる阪神が、秋山監督のソフトバンクに6-2で勝利。第1戦は和田監督に軍配が上がった。

 今年のような同級生監督対決は、過去の日本シリーズでも6度行われている。一番最初に実現したのが75年の広島・古葉監督、阪急・上田監督の対戦だ。このシリーズは時間切れ引き分けが2度あったが、4連勝で上田監督の阪急が日本一。2人は9年後の84年に再び相まみえるが、4勝3敗で古葉監督の広島がリベンジを果たした。

 巨人・藤田監督は2人の同級生と名勝負を繰り広げた。81年は大沢監督率いる日本ハムと対戦。初戦に敗れたものの4勝2敗で日本ハムを下し、チームを8年ぶりの日本一に導いた。2年後の83年には、現役時代一緒にプレーした広岡監督率いる西武と激突。球界の盟主の座を賭けたシリーズだったが、緻密な野球を展開した広岡西武に3勝4敗で敗れ日本一を逃した。

 90年代に入るとオリックスの仰木監督が、現役時代から華々しい活躍を見せてきた2人の同級生と戦っている。95年は“ID野球”で一世を風靡した野村監督のヤクルトと対決。イチローが内角攻めで完璧に封じ込まれるなど、わずか1勝しか挙げることができなかった。翌96年は“メークドラマ”でリーグ制覇を果たした長嶋監督率いる巨人と対戦。この年は4勝1敗で巨人を下し、仰木監督は指揮官として初めて日本一に。その手腕は“仰木マジック”と称され、監督として一時代を築いた。

 これまでの同級生対決は、第1戦を勝利したチームが4勝1敗(75年の広島-阪急は引き分け)と、80%の確率で日本一になっている。しかも83年以降は4連覇中だ。この流れでいくと和田監督にいい風が吹いているように見える。果たして今年はどちらの監督が日本一の栄冠を勝ち取るのだろうか。

同級生監督対決

2014年 阪神vsソフトバンク
神:和田豊  1962年9月2日生
ソ:秋山幸二 1962年4月6日生

1996年 巨人vsオリックス
巨:長嶋茂雄 1936年2月20日生
オ:仰木彬  1935年4月29日生 ○

1995年 ヤクルトvsオリックス
ヤ:野村克也 1935年6月29日生 ○
オ:仰木彬  1935年4月29日生

1984年 広島vs阪急
広:古葉竹識 1936年4月22日生 ○
急:上田利治 1937年1月18日生

1983年 巨人vs西武
巨:藤田元司 1931年8月7日生
西:広岡達朗 1932年2月9日生 ○

1981年 巨人vs日本ハム
巨:藤田元司 1931年8月7日生 ○
日:大沢啓二 1932年3月14日生

1975年 広島vs阪急
広:古葉竹識 1936年4月22日生
急:上田利治 1937年1月18日生 ○

○は日本一
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