カージナルス期待の若手、オスカー・タベラスが母国であるドミニカ共和国で自動車事故のため死亡したことが分かった。22歳の若さだった。

　メトロポリタン交通局の情報によると、タベラスは恋人と思われる18歳女性と同国プエルト・プラタを走行中、事故に遭った模様。その他の詳しい状況は明らかになっていない。

　タベラスの悲報を受け、MLBコミッショナーのB・セリグは「メジャーリーグ全ての人々が今夜ここに哀悼の意を表する。オスカーは野球界での若き期待の星だった。ちょうど2週間前、対ジャイアンツ戦での同点ホームランが証明したように、彼には未来での素晴らしい経歴が約束されていたはずだった。」とMLB公式サイト『MLB.com』でコメントを出している。

　タベラスは2008年11月、16歳の時にカージナルスと契約。2014年シーズン前には、MLB.comの「期待される選手」で2位となるなど、将来を嘱望される存在だった。今年の5月31にメジャーリーグデビューを果たし、その試合で本塁打を記録。今年のプレーオフでもリーグチャンピオンシップ第2戦で代打本塁打を放ったばかりだった。