ワールドシリーズ第7戦
☆☆☆ ロイヤルズ - ジャイアンツ ☆☆☆
<現地時間10月29日 カウフマン・スタジアム>
対戦成績3勝3敗、泣いても笑っても残すは1試合。ロイヤルズが本拠地で息を吹き返し、29年ぶりの栄冠をつかむのか。ジャイアンツが2年ぶり、ここ5年で3度目の頂点に登りつめるのか。明日、すべてが決する。
ロイヤルズは本拠地に戻った第6戦で打線が爆発。先発全員安打を達成し、15安打で10得点を奪って大勝した。特にリーグ優勝決定シリーズMVPのケーンが3打点。ワールドシリーズに入ってから若干元気を失っていたが、2安打3打点四球2つと活躍を見せた。
さらに、敵地での第3戦から第5戦まではベンチを温めていた青木宣親が第6戦でスタメン復帰を果たすと、ワールドシリーズ10打席目にして初安打となる適時打をマーク。四球もひとつ選び、いつもの青木の姿が見られた。この試合から指名打者制が復活し、5番に戻ったバトラーも1安打1打点。打順が戻ったことで良かった時の戦い方も取り戻し、打線が繋がったのは明日へ向けても大きい。
思えば、決して楽な道のりではなかったロイヤルズの2014年。首位を守り続けながらも最後の最後で直接対決に勝ち越すことが出来ず、タイガースに差し切りを許した。
それでも、ワイルドカードゲームで延長12回の死闘を制し、アスレチックスをサヨナラで下すと、地区シリーズではリーグ最高の勝率.605を記録したエンゼルスを3連勝で破り、リーグ優勝決定戦でもオリオールズを相手に4連勝。ポストシーズン初戦から8連勝というメジャー新記録でリーグ優勝を掴んだ。
勝つごとに強くなるロイヤルズは、間違いなく見る者の記憶に残る快進撃を見せ、旋風を巻き起こした。“ミラクル・ロイヤルズ”のストーリーはもう最終盤まできている。出来すぎにも思えるような脚本の最後を、歓喜で締めくくることができるだろうか。
2014年シーズンのMLB最後の試合は現地時間10月29日午後8時(日本時間10月30日9時7分)、プレイボール。
☆☆☆ ロイヤルズ - ジャイアンツ ☆☆☆
<現地時間10月29日 カウフマン・スタジアム>
対戦成績3勝3敗、泣いても笑っても残すは1試合。ロイヤルズが本拠地で息を吹き返し、29年ぶりの栄冠をつかむのか。ジャイアンツが2年ぶり、ここ5年で3度目の頂点に登りつめるのか。明日、すべてが決する。
ロイヤルズは本拠地に戻った第6戦で打線が爆発。先発全員安打を達成し、15安打で10得点を奪って大勝した。特にリーグ優勝決定シリーズMVPのケーンが3打点。ワールドシリーズに入ってから若干元気を失っていたが、2安打3打点四球2つと活躍を見せた。
さらに、敵地での第3戦から第5戦まではベンチを温めていた青木宣親が第6戦でスタメン復帰を果たすと、ワールドシリーズ10打席目にして初安打となる適時打をマーク。四球もひとつ選び、いつもの青木の姿が見られた。この試合から指名打者制が復活し、5番に戻ったバトラーも1安打1打点。打順が戻ったことで良かった時の戦い方も取り戻し、打線が繋がったのは明日へ向けても大きい。
思えば、決して楽な道のりではなかったロイヤルズの2014年。首位を守り続けながらも最後の最後で直接対決に勝ち越すことが出来ず、タイガースに差し切りを許した。
それでも、ワイルドカードゲームで延長12回の死闘を制し、アスレチックスをサヨナラで下すと、地区シリーズではリーグ最高の勝率.605を記録したエンゼルスを3連勝で破り、リーグ優勝決定戦でもオリオールズを相手に4連勝。ポストシーズン初戦から8連勝というメジャー新記録でリーグ優勝を掴んだ。
勝つごとに強くなるロイヤルズは、間違いなく見る者の記憶に残る快進撃を見せ、旋風を巻き起こした。“ミラクル・ロイヤルズ”のストーリーはもう最終盤まできている。出来すぎにも思えるような脚本の最後を、歓喜で締めくくることができるだろうか。
2014年シーズンのMLB最後の試合は現地時間10月29日午後8時(日本時間10月30日9時7分)、プレイボール。