ワールドシリーズ第7戦
● ロイヤルズ 2 － 3 ジャイアンツ ○
＜現地時間10月29日　カウフマン・スタジアム＞

　3勝3敗で迎えたロイヤルズとジャイアンツのワールドシリーズ（WS）第7戦が現地29日に行われ、3－2と接戦を制したジャイアンツが12年シーズン以来、2年ぶりの世界一に輝いた。MVPには今シリーズ2勝1セーブとフル回転した、ジャイアンツのマディソン・バムガーナー投手が選ばれた。

　バムガーナーは第1戦、第5戦で勝利投手となり、この試合も5イニングのロングリリーフでセーブをマーク。今シリーズ通算2勝1セーブ、防御率0.43と圧巻の成績を残した。

　バムガーナーは試合後、「この場所で投げる機会を与えてもらってうれしく思う」と謙遜したが、ポウチー監督は「『必要なときに自分を投入してくれ』と言われていた」と、若きエースの秘めたる闘争心を代弁した。

　バムガーナーは10年、12年にもワールドシリーズで1勝ずつをマークしており、これでワールドシリーズ通算成績は5戦4勝1セーブ、防御率0.25となった。

【今シリーズのバムガーナーの登板実績】
第1戦：7回106球　被安打3　奪三振5　与四死球2　失点1　※先発で勝利投手
第5戦：9回117球　被安打4　奪三振8　与四死球0　失点0　※完封勝利
第7戦：5回68球　被安打2　奪三振4　与四死球0　失点0　※5回からリリーフしセーブを記録