禁止薬物(PED)使用の問題で1年間の出場停止処分を受けていたヤンキースのスーパースター“A・ロッド”ことアレックス・ロドリゲス。来季の復帰を目指して球団も本人も歩みを始めているが、新たなるスキャンダルが発覚し話題となっている。
米国政府の調べによるとA・ロッドは、従兄弟で個人秘書のユリ・サカートに禁止薬物使用の口止め料の要求を受け、約100万ドル(約1億1000万円)を支払っていたことが発覚した。『USA today』や『Newsday』など、複数の米メディアが報じている。
提出された法廷文書によると、連邦検察官は「個人秘書のサカートから薬物使用の口外の脅しを受けたロドリゲスは、2013年の6月~9月の間で計4回に渡り、合計90万ドルを口止め料として支払った」と述べている。また、和解契約のために要求されたとされる家、車、保険などを合計すると約200万ドル、日本円にして約2億2000万円となる。
和解のための契約書の一部によると、A・ロッドは5年間分の“健康保険費用”としてサカートとその家族に30万ドル(約3400万円)を支払っている。また2009年にはシボレー社製の乗用車『Suburban』を買い与え、A・ロッドが所有している家のひとつへの無期限滞在を許し、秘密情報を維持したあかつきにはその家はサカートの所有物となることを約束していたとされている。
法廷では家も車も所持していないという主張をしているサカートであるが、政府は和解契約に応じていると断言。事態は平行線を辿っている。
サカートは8月にテストステロンとヒト成長ホルモン流通の疑いで告訴されており、禁止薬物をメジャーリーガーや高校生選手14名に提供していたマイアミのクリニック元経営者であるアンソニー・ボッシュとも繋がりがあったことが発覚。サカートは選手たちとボッシュの仲介役を担っていたという。
今回のことが裁判へと発展した際には、A・ロッドも証人として法廷に召喚される可能性がある。A・ロッドと弁護人は一貫して口を塞いだままであるが、このような状態で来季からの復帰は叶うのだろうか。
米国政府の調べによるとA・ロッドは、従兄弟で個人秘書のユリ・サカートに禁止薬物使用の口止め料の要求を受け、約100万ドル(約1億1000万円)を支払っていたことが発覚した。『USA today』や『Newsday』など、複数の米メディアが報じている。
提出された法廷文書によると、連邦検察官は「個人秘書のサカートから薬物使用の口外の脅しを受けたロドリゲスは、2013年の6月~9月の間で計4回に渡り、合計90万ドルを口止め料として支払った」と述べている。また、和解契約のために要求されたとされる家、車、保険などを合計すると約200万ドル、日本円にして約2億2000万円となる。
和解のための契約書の一部によると、A・ロッドは5年間分の“健康保険費用”としてサカートとその家族に30万ドル(約3400万円)を支払っている。また2009年にはシボレー社製の乗用車『Suburban』を買い与え、A・ロッドが所有している家のひとつへの無期限滞在を許し、秘密情報を維持したあかつきにはその家はサカートの所有物となることを約束していたとされている。
法廷では家も車も所持していないという主張をしているサカートであるが、政府は和解契約に応じていると断言。事態は平行線を辿っている。
サカートは8月にテストステロンとヒト成長ホルモン流通の疑いで告訴されており、禁止薬物をメジャーリーガーや高校生選手14名に提供していたマイアミのクリニック元経営者であるアンソニー・ボッシュとも繋がりがあったことが発覚。サカートは選手たちとボッシュの仲介役を担っていたという。
今回のことが裁判へと発展した際には、A・ロッドも証人として法廷に召喚される可能性がある。A・ロッドと弁護人は一貫して口を塞いだままであるが、このような状態で来季からの復帰は叶うのだろうか。