IBAF 21Uワールドカップ　2次ラウンド第1戦
○ 侍ジャパン 15 － 0 チェコ ●　
＜11月13日　台中インターコンチネンタルスタジアム＞

　21歳以下の若手選手たちによる野球の国際大会、「IBAF 21Uワールドカップ」の2次ラウンドが13日からスタート。4戦全勝で2次ラウンドに駒を進めた21U侍ジャパンは、初戦で15得点と打線が爆発し、5回コールドでチェコ代表を下した。

　先発マウンドに上がったのは、1次ラウンドのオーストラリア戦で6安打6失点と崩れた中村（日本ハム）。しかしこの日は、格下のチェコ打線に力の差を見せつけ4回をパーフェクト投球。5回から2番手の平良（巨人）にマウンドを譲ったが、見事に前回登板のリベンジを果たした。

　打っては1点を先制した迎えた3回、無死一、三塁から、この日も4番に据わった近藤（日本ハム）が豪快な3ランを放ち4－0。これで勢い付いた打線は、3回だけで7得点。4回にも6点を加え14－0と大量リードを奪うと、5回裏に8番高城（DeNA）が犠牲フライを放ち、コールドゲーム成立となる15得点目を加えた。

　また、「6番・指名打者」で先発出場した畔上（法政大）が2回に先制タイムリー。4回には代打で登場した笹川（東洋大）もタイムリー二塁打を放つなど、アマチュア選手の活躍も光った。

　日本は明日14日の2次ラウンド第2戦で、韓国代表と対戦する。