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13年379億円…!?北米プロスポーツ史上最高契約を勝ち取ったジャンカルロ・スタントンという男

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13年総額379億円という超大型契約を結んだマーリンズの外野手、ジャンカルロ・スタントン[Getty Images]
 昨夜、衝撃的なニュースが飛び込んできた。現地時間17日、マイアミ・マーリンズが、ジャンカルロ・スタントンと13年総額3億2500万ドル(約378億6000万円)で契約延長に合意したと米スポーツ局『CBS Sports』が報じた。

 これまでの最高は、単契約では08年にヤンキースのアレックス・ロドリゲスが結んだ10年2億7500万ドルで、残り契約と新規延長契約の合計でみると、タイガースのミゲル・カブレラが結んだ10年2億9200万ドルという大契約。今回のスタントンは、そのどちらをも上回るMLB史上最高、北米プロスポーツ史上最高の超大型契約となった。

 果たして、スタントンとはどれほどの男なのか。

 スタントンは1989年生まれの25歳、右投げ右打ちの外野手。198センチ、108キロの体から生み出されるスイングの速さで、メジャー屈指の飛距離を誇るパワーヒッターであるが、本格的に野球に専念し始めたのは2007年のことであった。

 というのも、高校時代はバスケットボールやアメリカンフットボールの方でも才能を発揮しており、その進路が注目されていた。結局、マーリンズからドラフト2巡目で指名を受け、悩んだ末にプロ野球選手としての道を歩み始めたという。

 その後、弱冠20歳という若さでメジャーデビューを果たすと、デビューから5年連続で20本塁打以上をクリア。うち3年は30本塁打をマークし、5年間で通算154本塁打を記録している。

 今季は開幕から好調を維持し、キャリアハイとなる37本塁打、105打点を記録。現地時間9月11日のブリュワーズ戦で顔面に死球を受け、骨折。16試合を残してシーズン終了を迎えるという不運で、それまでトップを走っていた打点王争いではドジャースのエイドリアン・ゴンザレスに逆転を許したが、自身初タイトルとなる本塁打王を手にした。

 長打率.555はリーグトップで、出塁率.395とOPS(出塁率と長打率の合計).950は共にリーグ2位という数字。25歳という若さでリーグを代表するスラッガーに登りつめ、リーグMVPを決める投票でも、ドジャースのカーショーに次ぐ票を得た。

 野球選手としてのキャリアも短く、まだまだ発展途上という見方が多い、可能性に満ちた選手であるからこその今回の大型契約。これだけ若く、能力も実績もある選手を長く保有しておくためには、当然それだけお金もかかるということである。

 ちなみに球団はまだこの契約を公表していないものの、MLB公式サイト『MLB.com』によると、現地時間19日にも正式発表される見込みであると伝えられている。今回の契約にはトレード拒否権や、6年後には契約を破棄できるといった権利なども盛り込まれるとみられている。

ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)

5年目/25歳 外野手 右投右打
今季成績:打率.288 本塁打37 打点105 出塁率.395 長打率.555 OPS.950
通算成績:打率.271 本塁打154 打点399 出塁率.364 長打率.540 OPS.903
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