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DeNA退団のブランコ、オリ移籍なら国内3球団目 過去には4球団在籍の助っ人も

 DeNAのト二・ブランコの退団が決まった。チームは28日、来季の契約予定選手である保有選手リストからブランコを外し、自由契約選手とした。

 ブランコには対してはオリックスが興味を持っており、新4番候補しての獲得が有力視されている。決定すれば、ブランコにとって中日、DeNAに続く国内3球団目。また、オリックスを退団したペーニャにも楽天加入の噂が出ており、こちらも移籍が実現すれば、ソフトバンク、オリックスに続き国内で3つ目の新天地となる。

 1998年に外国人枠が4人に広がり、2002年には投手2、野手2だったルールも撤廃(ただし投手4、野手0。またその逆は不可)。起用法の選択肢が増えた中で、獲得手法も徐々に変化。近年は国内で実績を残した選手へのアプローチが多発傾向にあり、今季も玉突き移籍が実現しそうな気配だ。

 ロッテを自由契約になったセス・グライシンガーとクレイグ・ブラゼルも、互いに日本で3球団を渡り歩いた。グライシンガーは07年にヤクルト入りし、その後、巨人とロッテでプレー。ブラゼルも08年に西武入りし、その後も阪神とロッテのユニフォームに袖を通した。

 その他にも、2000年代前半に本塁打王を争ったタフィー・ローズ(近鉄ほか)とアレックス・カブレラ(西武ほか)。外国人選手枠で入団した選手としては史上初となる、日本での通算2000本安打を達成したアレックス・ラミレス(ヤクルトほか)も、セ・リーグ3球団で13年間プレーした。

 外国人選手の最多在籍球団数は、ブライアン・シコースキー、ホセ・フェルナンデスらの4球団。01年にロッテに加入したシコースキーは、巨人、ヤクルト、西武でもプレー。ロッテと西武には2度入団しており、NPBで10年間プレーし、中継ぎとして434試合に登板。通算防御率も3.09と安定した成績を残し、投球前に腕をグルグル回すパフォーマンスでも人気を集めた。

 パ・リーグ4球団で11年間プレーしたフェルナンデスは、06年から3年間楽天でプレーするなど、振興球団をバットで牽引。こちらは03年のロッテを皮切りに、西武、楽天、オリックス、西武、楽天、オリックスと、国内だけで6度の移籍を果たしている。

 前述のブランコは、今季こそ両足の負傷に悩まされ85試合の出場に終わったが、DeNA1年目となった昨季は打率.333、41本塁打、136打点の好成績を残し、首位打者と打点王を獲得。ペーニャも新天地で打率.255ながら32本塁打、90打点と奮闘し、チームを優勝争いに導いた。

 新たな選手を獲るより、やはりNPB経験者の方がリスクが少ないことはブランコとペーニャの例を見ても明らか。今後もこの流れは続きそうだ。来年はブランコとペーニャが何色のユニフォームを着ているのか、その去就に注目が集まる。

【過去、複数球団に在籍した主な助っ人たち】※表記は国内球団のみ
<4球団>
●ホセ・フェルナンデス(移籍6回、在籍4球団)
ロッテ→西武→楽天→オリックス→西武→楽天→オリックス
●ブライアン・シコースキー(移籍5回、在籍4球団)
ロッテ→巨人→ヤクルト→ロッテ→西武→西武
●ジェレミー・パウエル(移籍3回、在籍4球団)
近鉄→オリックス→巨人→ソフトバンク
●ホセ・オーティズ(移籍3回、在籍4球団)
オリックス→ロッテ→ソフトバンク→西武

<3球団>
●タフィー・ローズ(移籍2回、在籍3球団)
近鉄→巨人→オリックス
●ロベルト・ペタジーニ(移籍2回、在籍3球団)
ヤクルト→巨人→ソフトバンク
●アレックス・カブレラ(移籍2回、在籍3球団)
西武→オリックス→ソフトバンク
●アレックス・ラミレス(移籍2回、在籍3球団)
ヤクルト→巨人→DeNA
●イ・スンヨプ(移籍2回、在籍3球団)
ロッテ→巨人→オリックス
●フェルナンド・セギノール(移籍3回、在籍3球団)
オリックス→日本ハム→楽天→オリックス
●セス・グライシンガー(移籍2回、在籍3球団)
ヤクルト→巨人→ロッテ
●クレイグ・ブラゼル(移籍2回、在籍3球団)
西武→阪神→ロッテ
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