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野手陣に軒並みアップが予想されるヤクルト FA大盤振る舞いで気になるのはお財布事情…

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年俸アップが確実のヤクルト山田哲人[Getty Images]
 2年連続最下位に沈んだヤクルト。巻き返しに向けFAで成瀬善久と大引啓次を獲得と、近年稀に見る本気の補強を推し進めているが、気がかりな点もある。

 それは、ヤクルトの“お財布事情”だ。野手は規定打席到達での打率3割達成者が実に5人もおり、64年ぶりに右打者の日本人最多安打記録を更新した山田哲人を始め、川端慎吾、畠山和洋、雄平らのアップは避けられないだろう。

 特に山田は安打記録に加えて打率.324、29本塁打89打点の成績を残し、ベストナインを受賞。11月に行われた日米野球の日本代表にも選出されるなど、大きく飛躍を遂げた1年になった。これだけの活躍を見せれば、今季の2200万円からの大幅アップは確実で、その上げ幅が気になるところ。ちなみに、ヤクルトOBで05年にイチロー以来のシーズン200安打を記録した青木宣親は、1000万円から5800万円アップの6800万円でサインしている。

 また、上述の通りロッテからFA宣言した成瀬善久を3年6億円、日本ハムからFA宣言した大引啓次を3年3億円以上という条件で獲得。チーム総年俸12球団中9位のチームとは思えないほど、このオフは積極的な補強が目立っており、これから迎える年俸アップが予想される主力組の更改へ向けて不安になってくる。

 3日までに行われた契約更改で、総勢29選手の交渉が終了。右肘手術の影響で一軍登板がなかった館山昌平が減額制限いっぱいの40%ダウンとなるなど、半数を越える17選手がダウンとなったものの、本番はこれから。巻き返しに向けた大盤振る舞いの中、アップが予想される主力選手たちをどう裁いていくのか。ヤクルトのフロント、査定担当の決断に注目が集まる。
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