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明暗くっきりの関西2球団 今オフの両者の動向を振り返る

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阪神との争奪戦に制し、来季からオリックスでプレーすることが決まった中島裕之[Getty Images]
 オリックスが5日、アスレチックスからFAとなった中島裕之の獲得を発表。阪神は毎年のように大物選手を獲得してきたが、今オフは目立った補強がない。ここまで、補強の“明暗”が分かれた関西2球団の獲得状況を振り返っていきたい。

 オリックスの大型補強は、日本ハムからFA宣言した小谷野の獲得から始まった。一時は西武入りが確実とまで言われていたが、逆転での獲得に成功。これで勢いづいたオリックスは、中島の争奪戦も勝利した。加えて日本通算40勝のバリントン、日本で2度打点王に輝いたブランコの獲得も決定的と、今年のストーブリーグを大きく賑わせている。

 その一方で阪神は、オリックスとは対照的に空振りが続いている。その要因としては、FA権を取得し獲得候補だった宮西尚生(日本ハム)、山井大介(中日)、平野佳寿(オリックス)が揃って残留を宣言したことが挙げられる。この悪い流れを断ち切るべく大金を準備した“恋人”中島にも、その思いは届かず。毎年のようにオフを盛り上げてきた阪神らしからぬ寂しいオフとなっている。

 現時点では戦力補強で“明暗”がくっきりと分かれてしまっているオリックスと阪神。来季で球団創設80周年を迎え、10年ぶりのリーグ優勝が最優先課題の阪神は、ここから周囲を驚かせるような大補強を見せるのか。大補強に成功したオリックスとともに、阪神の巻き返しにも注目だ。
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