5日、ソフトバンクへの入団会見を行った“平成の怪物”こと松坂大輔。当時史上5校目となる甲子園春夏連覇、それに花を添える夏・決勝でのノーヒットノーランと日本中が“怪物”フィーバーに沸いた1998年から16年。34歳になった松坂が9年ぶりに日本球界に戻ってくる。
松坂は高卒史上初となるルーキーイヤーから3年連続で最多勝に輝くなど、日本の8年間で108の白星を積み上げた。海を渡ってからも、08年には18勝をマークするなど、8年間で通算56勝。日米通算164勝で2015シーズンに挑む。
日米通算ではあるが、現役投手としては西武の西口文也(182勝)、ヤンキースの黒田博樹(182勝)、DeNAの三浦大輔(166勝)に次ぐ4番目の通算勝利数であり、先に述べた3人と比べて若いという点ではまだ上積みが期待できる。
近年はすっかり減ってしまった200勝達成者。同じ名球会入りの条件のひとつとなっている2000本安打は、今シーズンこそ出なかったものの、昨シーズンはA.ラミレス、中村紀洋、谷繁元信の3人が達成するなど、ここ5年で7名の達成者が出ているのに対し、200勝投手08年に中日の山本昌が達成して以来出ていない。
松坂はあと36勝で日米通算200勝に到達する。アベレージ10勝なら4年、12勝なら3年で達成することができる。ちなみに過去日本時代の8年間では平均13.5勝、メジャーでの8年間では平均7勝、キャリア16年では平均10.3勝を記録している。
35歳の松坂が日本でどれだけの結果を残すのか、懐疑的な見方も少なくないが、本人は「まだまだファンのみなさんに、自分のピッチングを見ることができてよかったな、と思ってもらえるようなものは出せると思っているので、シーズンを楽しみにしておいてもらいたい」と不安の声を一蹴した。
帰ってきた“平成の怪物”による金字塔への挑戦も、来シーズン以降プロ野球を見ていく上でのひとつの楽しみとなりそうだ。
【現役投手・通算勝利数ランキング】
1位 山本昌 219勝/49歳
2位 西口文也 182勝/42歳
3位 黒田博樹 182勝/39歳 ※日米通算
4位 三浦大輔 166勝/40歳
5位 松坂大輔 164勝/34歳 ※日米通算
6位 岩隈久志 145勝/33歳 ※日米通算
7位 杉内俊哉 136勝/34歳
8位 ダルビッシュ有 132勝/28歳 ※日米通算
9位 石川雅規 131勝/34歳
10位 上原浩治 127勝/39歳 ※日米通算
松坂は高卒史上初となるルーキーイヤーから3年連続で最多勝に輝くなど、日本の8年間で108の白星を積み上げた。海を渡ってからも、08年には18勝をマークするなど、8年間で通算56勝。日米通算164勝で2015シーズンに挑む。
日米通算ではあるが、現役投手としては西武の西口文也(182勝)、ヤンキースの黒田博樹(182勝)、DeNAの三浦大輔(166勝)に次ぐ4番目の通算勝利数であり、先に述べた3人と比べて若いという点ではまだ上積みが期待できる。
近年はすっかり減ってしまった200勝達成者。同じ名球会入りの条件のひとつとなっている2000本安打は、今シーズンこそ出なかったものの、昨シーズンはA.ラミレス、中村紀洋、谷繁元信の3人が達成するなど、ここ5年で7名の達成者が出ているのに対し、200勝投手08年に中日の山本昌が達成して以来出ていない。
松坂はあと36勝で日米通算200勝に到達する。アベレージ10勝なら4年、12勝なら3年で達成することができる。ちなみに過去日本時代の8年間では平均13.5勝、メジャーでの8年間では平均7勝、キャリア16年では平均10.3勝を記録している。
35歳の松坂が日本でどれだけの結果を残すのか、懐疑的な見方も少なくないが、本人は「まだまだファンのみなさんに、自分のピッチングを見ることができてよかったな、と思ってもらえるようなものは出せると思っているので、シーズンを楽しみにしておいてもらいたい」と不安の声を一蹴した。
帰ってきた“平成の怪物”による金字塔への挑戦も、来シーズン以降プロ野球を見ていく上でのひとつの楽しみとなりそうだ。
【現役投手・通算勝利数ランキング】
1位 山本昌 219勝/49歳
2位 西口文也 182勝/42歳
3位 黒田博樹 182勝/39歳 ※日米通算
4位 三浦大輔 166勝/40歳
5位 松坂大輔 164勝/34歳 ※日米通算
6位 岩隈久志 145勝/33歳 ※日米通算
7位 杉内俊哉 136勝/34歳
8位 ダルビッシュ有 132勝/28歳 ※日米通算
9位 石川雅規 131勝/34歳
10位 上原浩治 127勝/39歳 ※日米通算