ソフトバンク入りした松坂大輔と、オリックス入りした中島裕之の入団会見がそれぞれ5日に行われた。
松坂、中島ともに3年総額12億円(推定)と言われる大型契約。今オフの目玉として複数球団が獲得に動いたが、最後はより好条件を提示した今季のパ・リーグ1位と2位が、奇しくも同日に入団会見を開いた。
元西武の松坂と中島に対しては古巣もアプローチしたが、最終的にはマネーゲームに屈する格好となった。しかし、両者の復帰こそ叶わなかったが、西武は今季途中加入で本塁打王に輝いたエルネスト・メヒア。さらに、国内FAでの流失が危惧された炭谷銀仁朗の引き留めに成功し、来季への足場は固めていた。
伊原新体制で臨んだ今季は、新助っ人勢の不振に、中軸として期待された中村剛也や坂田遼の故障が重なりスタートダッシュに失敗。だが、4月25日に中村が復帰し5月15日にメヒアが加わると、田辺監督代行の下で何とか態勢を整え、最終的に最下位を回避した。
メヒアが加入した5月15日以降のチーム成績は50勝52敗4分。これは同期間1位のオリックス(56勝47敗2分)と5.5ゲーム差であり、同2位のソフトバンクとも4.5ゲーム差だった。
しかも、後半戦に入り高卒1年目の森友哉が非凡な打撃力を見せつけると、投手陣では近年固定できなかった抑えに高橋朋己が定着。2年目のサイドハンドは63試合に登板し29セーブ、防御率2.01と活躍し、11月に行われた日米野球にも侍ジャパンの一員として招集された。
岸孝之、栗山巧の投打の軸に、タイトルホルダーでもある中村とメヒア。さらに牧田和久、野上亮磨、浅村栄斗、秋山翔吾ら、まだまだ波のある中堅どころが安定すれば、楽しみが膨らむ今後の西武。
かつての同僚にはフラれてしまったが、チームの代名詞でもある育成力を武器に、来季は再び強い西武を見せてほしいところだ。
松坂、中島ともに3年総額12億円(推定)と言われる大型契約。今オフの目玉として複数球団が獲得に動いたが、最後はより好条件を提示した今季のパ・リーグ1位と2位が、奇しくも同日に入団会見を開いた。
元西武の松坂と中島に対しては古巣もアプローチしたが、最終的にはマネーゲームに屈する格好となった。しかし、両者の復帰こそ叶わなかったが、西武は今季途中加入で本塁打王に輝いたエルネスト・メヒア。さらに、国内FAでの流失が危惧された炭谷銀仁朗の引き留めに成功し、来季への足場は固めていた。
伊原新体制で臨んだ今季は、新助っ人勢の不振に、中軸として期待された中村剛也や坂田遼の故障が重なりスタートダッシュに失敗。だが、4月25日に中村が復帰し5月15日にメヒアが加わると、田辺監督代行の下で何とか態勢を整え、最終的に最下位を回避した。
メヒアが加入した5月15日以降のチーム成績は50勝52敗4分。これは同期間1位のオリックス(56勝47敗2分)と5.5ゲーム差であり、同2位のソフトバンクとも4.5ゲーム差だった。
しかも、後半戦に入り高卒1年目の森友哉が非凡な打撃力を見せつけると、投手陣では近年固定できなかった抑えに高橋朋己が定着。2年目のサイドハンドは63試合に登板し29セーブ、防御率2.01と活躍し、11月に行われた日米野球にも侍ジャパンの一員として招集された。
岸孝之、栗山巧の投打の軸に、タイトルホルダーでもある中村とメヒア。さらに牧田和久、野上亮磨、浅村栄斗、秋山翔吾ら、まだまだ波のある中堅どころが安定すれば、楽しみが膨らむ今後の西武。
かつての同僚にはフラれてしまったが、チームの代名詞でもある育成力を武器に、来季は再び強い西武を見せてほしいところだ。