ニュース 2014.12.06. 19:13

2年の空白を経て再スタートの中島裕之 2000本安打まであと620本

 5日、オリックスへの入団会見を行った中島裕之。苦しみ抜いたアメリカでの挑戦に終止符を打ち、地元・関西で再スタートの一歩を踏み出す。

 11年オフにポスティングでのメジャー挑戦を目指したものの、契約合意には至らず。翌12年オフにFAで念願のメジャーへの扉を開いた。しかし、深刻なスランプと度重なるケガにより力を発揮できず。夢にまで見たメジャーの舞台に立つことは一度もなかった。

 メジャーで出場すれば、通算試合数や打席数などの記録は『日米通算』という扱いになるが、中島の場合はメジャー出場がない。2012年までの日本通算成績のまま、空白の2シーズンを経て、2015年シーズンからまた記録を積み上げていくことになる。

 中島は02年にデビューを果たしてから11年間で1225試合に出場。通算打率.302を誇り、試合数を上回る1380本の安打を記録している。西武時代の10年7月には、球団では松井稼頭央に次ぐ2番目のスピード記録となる896試合目で1000本安打を達成しており、2000本は確実とまで言われていた。

 達成後も勢いは衰えることなく、06年からの7年間で実に打率3割を6回クリアするなど、平均157本のペースで安打を積み重ねて来ていただけに、選手としても脂の乗りきった30代前半の2年間を棒に振ってしまったのは本当に悔やまれるところだ。

 しかし、来年の7月30日で33歳。まだまだ老け込む歳ではないということも確か。度重なる太もものケガや、今年骨折した左手首の状態が心配されるが、手遅れになる前に戻って来れたとも言える。

 過去、オリックス・バファローズのユニフォームを着て2000本安打を達成した選手はまだいない。“オリックス”で見ると、前身の阪急時代の1983年に福本豊氏が達成したのが最後で、“バファローズ”で見ると、近鉄時代の1992年に新井宏昌氏が達成したのが最後になる。現在チームには1923安打であと77本に迫っている谷佳知がいるが、今シーズンは9試合の出場に留まり、わずか2安打に終わった。オリックス初の2000本安打がどちらになるのか、その行方にも注目が集まりそうだ。

 4年前の7月、通算1000本安打を達成したときに「何本までいけるかわかりませんが、次の目標は2000本」と答えた中島。ユニフォームは着替えることになったが、また目標に向かって一本ずつ積み上げていく日々が始まる。

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