ニュース 2014.12.20. 07:00

1年前の12月20日を答え合わせ! 西武の新助っ人「シピン似」とは…

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覚えていますか?独特な応援歌が一部で話題になった西武の助っ人コーディ・ランサム[Getty Images]
 ちょうど1年前、野球界ではなにが起こっていたのかを振り返っていく「1年前の答え合わせ」。

 12月20日と言うと、“人間の連帯国際デー”として2005年に記念日認定されている日。2000年に定められた貧困撲滅などの「ミレニアム開発目標」の達成に向けて団結の重要性を思い起こすことを目的に設けられた。

 ちなみに日本では、110年前の1904年に東京・日本橋の三井呉服店が三越呉服店と改称し、日本で初めてのデパート形式での営業を開始したことから“デパート開業の日”となっている。

 野球熱も徐々に落ち着いてくる12月後半ではあるが、果たして2013年の12月20日、野球界ではどのような出来事が起こっていたのだろうか。1年前の答え合わせは以下の通り。


● マエケン、カープ女子増員の秘策は「堂林」も…

 広島のエース・前田健太が東京で行われたファンイベントに参加。将来的なメジャー挑戦をファンの前で公言した。優勝するためにはファンの声援が必要であると語った前田は「堂林を前面に押し出せばいい」とし、「それでカープ女子がもっと球場にたくさん来てくれたらうれしいし、男性は女性の声が力になる」とカープ女子増員のカギに“広島のプリンス”を挙げた。

→ 『カープ女子』は流行語大賞でベスト10入りを果たすなど、一大旋風を巻き起こし、カープの快進撃と共に広く知れ渡った。しかし、堂林は今オフにTBSアナウンサーの枡田絵理奈との熱愛が発覚。枡田アナの誕生日でもある25日に入籍する運びとなっており、カープ女子からは悲鳴が飛んだ。また、前田健太も今オフのメジャー挑戦は断念している。


● 西武が新三塁手候補にカブスのランサムを獲得 「タイプとしてはシピン」

 エステバン・ヘルマンを放出した西武が、正三塁手候補としてカブスからコーディ・ランサムの獲得を発表。鈴木葉留彦球団本部長は「外国人は怖さがないと」とした上で、「粗削りながら怖さがある。タイプとしてはシピン」と解説。大洋や巨人でプレーし、9年間で.297の打率と218本の本塁打をマークした70年代を代表する助っ人と重ね合わせた。

→ 攻守とも精彩を欠き、38試合の出場で打率.212、本塁打は2本という成績で7月末に自由契約。シーズン途中に獲得したエルネスト・メヒアが途中入団から34本塁打を放って本塁打王に輝くなど、大暴れを見せたのに対し、年俸と年齢がネックとしてヘルマンを放出しながら年俸9000万円で連れてきた38歳の助っ人の見せ場と言えば、その独特な応援歌くらいであった。


● 中畑監督が一日警察署長 

 DeNAの中畑清監督が、神奈川県警戸部警察署の一日署長に就任。横浜駅で防犯キャンペーンを行った。駅の西口から東口まで制服姿で10分ほど歩くと、大勢の通行人に囲まれて一時は前に進めなくなるほどのプチパニックに。人気の高さを改めて証明した中畑監督は「うちは守りが悪い弱いチームですが、年末年始の安全安心は守りが基本です」と“舌”好調。「球場に1試合でも足を運んで下さい。期待に応えます。必ず感動を与えます」と力強く宣言した。

→ 終盤までクライマックスシリーズ争いを展開したこともあり、終盤まで観客動員も好調をキープ。ホームゲームの観客動員数は昨対比110%となる156万4528人を記録した。順位こそ今年も5位に終わったが、着実にファンの心を掴んでいる。


● 中日・西山球団代表「最低で優勝争い」

 中日が定例の球団役員会を開催。西山和夫球団代表は、厳冬更改で8億円超とも言われるのコストカットに成功したことに触れ、「戦力補強、カンフル剤投入で使えるお金はある」と新戦力獲得の資金に回す可能性を示唆。同席した白井文吾オーナーに「今年のように、5割を切ることがあっては絶対なりません。最低でも優勝争いに加わります」と約束した。

→ FAで先発の中田賢一を流出。その一方で、獲得したのは小笠原道大とパヤノ、ゴメス、エルナンデスといったあたりに留まり、大枚をはたいた補強はなし。結局、フタを開けてみると67勝73敗4分の4位に終わり、2年連続でBクラスに沈んだ。
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