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大型補強を敢行したヤクルト 最下位から史上5度目の快挙なるか

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ヤクルトの新守護神候補のローガン・オンドルセク[Getty Images]
 2年連続最下位に沈んだヤクルトはFAでロッテから成瀬善久、日本ハムから大引啓次、さらにはメジャーリーグのシンシナティレッズからFAとなっていたローガン・オンドルセクを獲得するなど大型補強を敢行。3人が加入しても他球団に比べると戦力は劣るが、FA選手を2人も獲得していることからその本気度が伝わってくる。

 もし今季ヤクルトが、最下位からリーグ優勝となれば5度目の快挙になる。これまで最下位から翌年リーグ優勝したチームは2リーグ制後では大洋(1959年→1960年)、広島(1974年→1975年)、巨人(1975年→1976年)、近鉄(2000年→2001年)の4チーム。

 ヤクルトは昨季、チーム打率リーグ1位の.279。日本人右打者シーズン最多安打記録となる193安打放った山田哲人を始め、川端慎吾、バレンティンなど5人が打率3割を記録。そこに昨季、固定できなかった遊撃に大引が加入した。捕手の相川亮二がFAで抜けたのは痛いが、今季7年目を迎える中村悠平も昨季自己最多の99試合に出場と経験は十分。

 一方、昨季チーム防御率リーグワーストの4.62だった投手陣も、先発の一角としてロッテ時代通算90勝を挙げた成瀬が加わり、守護神候補としてオンドルセクの獲得に成功した。ただ先発でいえば、現状計算できるのが成瀬、石川雅規、小川泰弘の3人のみ。それに続く投手として、八木亮祐、杉浦稔大などの若手先発陣の活躍、さらには館山昌平、由規などの復活が必要不可欠。投手陣が安定すれば、14年ぶりのリーグ優勝へ期待が大きく膨らむ。

 衣笠剛代表取締役社長兼オーナー代行も球団公式HPを通じて「真中新監督のもと、チーム一丸となって『今年こそ』の決意をもって、セントラル・リーグの頂点を目指し戦ってまいります」とコメントしている。例年になくストーブリーグを盛り上げたヤクルトは、最下位から14年ぶりのリーグ優勝を達成することができるのだろうか。
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