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2015シーズンの注目ワード『守護神争い』 各地で新守護神が誕生?

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オンドルセクはここ2年20セーブ越え投手がいないヤクルトの救世主となるか [Getty Images]
 新シーズンを迎える前に、今年のプロ野球界を見て行く上でキーワードになりそうなことをベースボールキング編集部が勝手に選定して紹介する今シーズンの“注目ワード”。ここでは、今シーズン各球団で起こりそうな『守護神争い』を取り上げたい。

 ロッテの西野勇士や西武の高橋朋己といった新しい抑え投手が台頭してきた2014年。しかしその一方で、各チームで最もセーブを挙げた選手12人のうち、広島のミコライオと楽天のファルケンボーグは退団が決定。さらに中日の岩瀬仁紀、DeNAの三上朋也、ヤクルトのバーネットといったあたりはシーズン終盤に抑えを外れており、白紙状態というチームが少なくない。

 ここから開幕までの約3ヵ月の間で、監督の信頼を勝ち取るのはどの選手か。今シーズンは『守護神争い』に注目。


今年起こりそうな『守護神争い』


・日本ハム『増井vs武田久vs白村』
→ これまで守護神としてフル回転していた武田久が極度の不振に陥り、わずか9試合の登板に留まった昨季。代役を務めた増井浩俊が23セーブを挙げてこの争いをリードするが、終盤にルーキーの白村明弘が台頭。プロ初セーブをマークするなど、期待を抱かせた。本命の増井か、復活にかける武田久か、新星の白村か...。この争いから目が離せない。

・巨人『マシソンvs沢村』
→ 昨季30セーブを挙げたマシソンであるが、春先と秋口にやや不安定な面を露呈して防御率は3.58。12年と13年は安定して1点台の数字を叩き出していただけに大本命とは言い切れない。そこで、かねてから原監督がリリーフとしての魅力を感じていた沢村が満を持しての転向。実績ではマシソンがリードも、逆転の可能性は大いに秘めている。

・広島『外国人vs日本人』
→ 昨年25セーブのミコライオが退団し、白紙となった抑え。畝投手コーチは11月末の時点で「外国人で、と思っている」とし、先発として3勝を挙げたヒースや新外国人のザガースキーを候補に挙げた。これに対し中崎翔太は「必ずしも外国人が抑えをやらないといけないわけじゃない。勝ち取らないといけない」と闘志を燃やす。この他にも昨季中継ぎで結果を残した一岡竜司や中田廉、復活にかける今村猛など楽しみな投手たちが多い。

・中日『岩瀬vs福谷』
→ 昨季の最多セーブは岩瀬であったが、終盤にケガのため離脱。その間に抑えを務めた2年目の福谷浩司が抜群の安定感を誇り、8月6日以降だけで11セーブを挙げた。抑えで「やれなきゃ終わり」と覚悟を口にする岩瀬に、福谷は引導を渡すことができるか。

・DeNA『新外国人?ルーキー?』
→ 昨季は三上と国吉が抑えに挑戦したDeNA。中畑監督は新人の山崎康晃を抑え候補に加えることを示唆しており、ここにきてメジャーから守護神候補のヘレラの獲得も噂されている。果たして、抜け出すのは誰か。

・ヤクルト『2メートル右腕と22番を継承したルーキー』
→ 昨季はバーネットの14セーブがチーム最多と抑えに苦しんだヤクルト。2メートルの長身右腕・オンドルセクを獲得し、新守護神として期待をかける。さらに、ドラフト1位の竹下真吾も即戦力として期待。かつての守護神・高津臣吾がつけた22番を背に、守護神争いに食い込んでいきたいところだ。
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