ニュース 2015.01.22. 13:57

ベースボールキング編集部が選ぶ 崖っぷち選手トップ10

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第2回WBCで日本代表としてプレーした栗原健太[Getty Images]
 かつて個人タイトルやチームの主軸として活躍した選手も、チーム内で“崖っぷち”に追い込まれている選手もいる。

 そこで今回は、独断と偏見で選んだ“崖っぷち”選手をランキング形式で紹介したい。

崖っぷち選手トップ10

1位 栗原健太(広島)
昨季成績:一軍出場なし
→右肘の故障から復活を目指した昨季は、2001年以来の一軍出場なし。一塁には昨季本塁打王のエルドレッドや8年ぶりに広島に復帰した新井貴浩などライバルが多く、少ないチャンスで結果を残さなければならない。

2位 井川慶(オリックス)
昨季成績:試8 2勝2敗0S 防3.82
→2012年シーズン途中に日本球界復帰後、阪神時代に5年連続二桁勝利を挙げた実力を発揮できずにいる。今季こそ先発ローテーションの争いを勝ち抜ぬかなければならない。

3位 新垣渚(ヤクルト)
昨季成績:試3 0勝2敗0S 防7.88
→昨年トレードでヤクルトへ加入するも1勝も挙げることなく、シーズンを終えた。今年の5月で35歳を迎える右腕は、最低でも1勝は挙げたいところ。

4位 武田久(日本ハム)
昨季成績:試9 0勝1敗1S 防8.22
→3度のセーブ王を獲得したことのある武田久は昨季、2004年以来の一桁登板にとどまった。オフには球団史上最大となる1億6000万円ダウンの8000万円で更改するなど、厳しい状況に追い込まれている。

5位 小山伸一郎(楽天)
昨季成績:試10 1勝0敗0S 防6.75
→昨季は右肩痛の影響で、わずか10試合の登板に終わった。今季はオールスター明けまでに結果が出なければ、引退する覚悟を持って臨む。

6位 斎藤佑樹(日本ハム)
昨季成績:試6 2勝1敗0S 防4.85
→昨季2年ぶりに白星を挙げるも、2勝のみ。ドラフト1位で入団したことを考えると、ここまでは物足りない数字。プロ5年目を迎える今季、ドラフト時に騒がれた時のような活躍を見せたい。

7位 大石達也(西武)
昨季成績:一軍登板なし
→2010年のドラフト会議で6球団から1位指名を受けた右腕は、プロの世界で苦しんでいる。昨季は右肩痛のため一軍登板がなく、二軍でも6試合の登板にとどまった。契約更改交渉の席で30セーブを目標に掲げた大石は、崖っぷちから脱出できるような活躍ができるか。

8位 福田聡志(巨人)
昨季成績:試12 0勝1敗0S 防9.64
→2012年に50試合に登板したが、13年が17試合、14年が12試合と登板数が減少。今季から沢村拓一が先発からリリーフに転向するなどライバルが増えた。その中で存在感を見せることができるか。

9位 小松聖(オリックス)
昨季成績:試4 0勝0敗0S 防2.45
→2008年に15勝をマークし、新人王に輝いたが、2009年以降は思うような結果を残せずにいる。若手投手の活躍も目立ってきているが、ベテランとしての意地を見せたい。

10位 大嶺祐太(ロッテ)
昨季成績:試13 3勝4敗0S 防3.46
→昨季シーズン後半に安定した投球を見せたが、3勝止まり。9年目を迎える今季、一、二軍を往復するようなことは避けたいところ。
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