2月1日の春季キャンプに向けて、各球団の選手が自主トレに励んでいる。27日は、藤浪晋太郎（阪神）が今年初めてブルペンに入った。捕手を立たせたまま20球投げた後、捕手を座らせて36球を投げ込んだ。

　また、2年目の松井裕樹（楽天）もブルペンに入り、捕手を座らせて34球を投じている。

　27日の自主トレ情報は以下の通り

■楽天
松井裕樹
→コボスタ宮城で自主トレを行った。この日はブルペンで、捕手を座らせて34球を投げ込み、松井は「順調に来ていると思う」と飛躍の2年目に向け、満足いく調整を続けている。

辛島航
→コボスタ宮城で自主トレを行い、ブルペンで捕手を座らせて約30球を投じた。辛島は「昨年のこの時期に比べれば、いい状態だと思う」とした。

■阪神
藤浪晋太郎
→キャンプ地の宜野座球場で先乗り合同自主トレに参加した藤浪は、今年初めてブルペンに入った。捕手を立たせたまま20球を投じた後、捕手を座らせて36球投込んだ藤浪は「今日は、傾斜の感覚に慣れることと余計な力を抜くことをしました」と目的を持ちながら練習に取り組んでいる。

■広島
中崎翔太
→昨季、シーズン終盤に勝ちパターンの一角を任された中崎は、天福球場で行われた先乗り自主トレに参加。ブルペンに入り、習得中のフォークを含めて35球を投げ込んだ。「僕はアピールしないと行けない立場」と危機感を持ってトレーニングを積んでいる。

■中日
浜田智博
→沖縄での合同自主トレがこの日からスタートし、初日からブルペン入り。捕手を座らせてストレートのみ38球を投じた浜田は「まだしっくり来る球の方が少ない」とまだまだ課題が多いようだ。