侍ジャパンを率いる小久保裕紀監督が1日、ソフトバンクがキャンプを行う宮崎市生目の杜運動公園を訪れ、代表候補戦士たちに熱い視線を送った。

　今年は古巣からの訪問となったが、昨年の2月1日は楽天のキャンプ地・久米島を訪れなど、日本一チームから視察するのが通例。この日は午前中から現場に入り、ソフトバンクナインの動きをチェックした。

　昨年の日米野球では、内川聖一や松田宣浩など、ソフトバンクから5選手を招集。さらに、WBCで2大会連続MVPの実績を持つ松坂大輔に対しても「まだまだできる年齢。どれだけのピッチングができるか楽しみ」と期待を寄せていた。

　侍ジャパンは3月11日と12日に、欧州代表との強化試合（東京ドーム）を予定。さらにシーズン終了後の11月には、アメリカ、キューバ、韓国など、世界ランキングの上位12チームが集う「WBSCプレミア12」（日本・台湾共催）を戦う。