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連覇をめざす新生・ソフトバンク “1番”を巡るバトルに注目

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侍ジャパンでも1番に抜擢され、MLB選抜から高い評価を受けた柳田悠岐が最有力も・・・?[Getty Images]
 いよいよキャンプも開幕し、新シーズンへ向けてヒートアップしていくのがチーム内でのポジション争い。ここでは、昨シーズン日本一に輝いたソフトバンクの“開幕スタメン”にフォーカスを当てる。

 3年ぶりに日本一に輝いた昨シーズンも、オフに秋山幸二監督が勇退。工藤公康新監督を迎え、新たな一歩を踏み出すソフトバンク。毎年ストーブリーグを賑わすチームだが、野手陣の足し引きはなし。昨年と変わらぬメンバーを、工藤新監督がどう並べるのかに注目が集まる。果たして、このキャンプで新監督の心を掴むのは…。

● 2014年ソフトバンク・開幕オーダー
1番(二)本多 
2番(遊)今宮
3番(左)内川
4番(指)李大浩
5番(右)長谷川 → 右足首手術の影響で二軍調整中
6番(三)松田
7番(中)柳田
8番(捕)鶴岡
9番(一)中村

 こちらが昨年の開幕オーダー。12球団トップのチーム打率.280を誇ったこのメンバーは今年もそのまま健在。唯一、長谷川勇也がオフに右足首の手術を受けた影響でこのキャンプの二軍スタートとなっているが、開幕に照準を合わせた大事を取っての措置であり、現時点で大きな不安はなさそうだ。

 ソフトバンクの打線を占う上で、最もポイントになるのが1番打者。昨年は本多雄一が“開幕1番”の座を射止めたものの、翌日には中村晃が入るなど、日によってまちまちな起用法が目立ったこの位置。加えて8月には本多が左手に死球を受けて骨折。残りのシーズンを棒に振った。

 結局、アクシデントもあって中村が1番として最多の99試合にスタメン出場し、176安打で最多安打のタイトルも獲得。出塁率も.375とリードオフマンとして申し分ない活躍を見せたが、最終盤で不振に苦しんだところで柳田悠岐にその座を明け渡した。

 柳田は9月20日の西武戦がプロ入り後初となる1番抜擢であったものの、優勝を目前にして不振に喘いでいた打線の起爆剤となる活躍を見せ、それ以降は日本シリーズまで1番を定位置とし、チームの日本一に大きく貢献した。

 侍ジャパンでも小久保裕紀監督から1番の座を任された柳田について、工藤新監督も就任直後に1番での起用を示唆。ただし、まだ直接話もする前の段階の話であり、本人と相談してから…と付け加えている。同時に「将来的には3番を打ってもらいたい」という構想も明かしており、最有力ではあるものの、まだ当確とは言い切れない。

 さらにはケガの本多の代役としてセカンドを守り、1番としてスタメン出場も経験した明石健志に加え、ファームで.374の高打率をマークし、120安打でウェスタン・リーグの最多安打記録を更新した牧原大成や、最高出塁率(.402)のタイトルを獲得した塚田正義ら期待の若手たちが成長ぶりをアピール。開幕スタメンの座を虎視眈々と狙っている。豪華先発投手陣に注目が集まりがちではあるが、野手の争いも熾烈だ。

 監督が変わり、球場もリフォームして新たな一歩を踏み出すチャンピオンチーム。連覇へ向けた挑戦、その先陣を切るのは果たして誰か。

“1番”を巡るバトル

・柳田悠岐
外野手 右投左打 27歳
[昨季成績]
144試合 本塁打15 打点70 盗塁33
打率/出塁率/長打率(.317/.413/.452)

・中村晃
外野手 左投左打 26歳
[昨季成績]
143試合 本塁打4 打点61 盗塁10
打率/出塁率/長打率(.308/.375/.382)

・本多雄一
内野手 右投左打 31歳
[昨季成績]
94試合 本塁打0 打点21 盗塁23
打率/出塁率/長打率(.291/.353/.360)

(※年齢は満年齢)
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