2月1日に一斉スタートしたキャンプも第2クールを消化。プロへの第一歩を踏み出したルーキーたちも、初めてのキャンプで日々奮闘を見せている。
ここでは、大きな期待を受けてドラフト1位で入団した選手たちの初めてのキャンプに注目。ここまでの出来事や評価をまとめてみた。即戦力選手たちや将来のエース、4番まで。その年最も高い評価を受け、満を持してプロとしての第一歩を踏み出した彼らからは特に目が離せない。
● 松本裕樹(ソフトバンク)
投手 19歳 盛岡大付高
→ 昨年夏に痛めた右ヒジの状態から、キャッチボールも控えているドラ1右腕。キャンプは二軍スタートで、日々体づくりに明け暮れている。かつてのエース・斉藤和巳氏が背負った「66」を受け継ぎ、将来のエースを目指す右腕がキャリアの第一歩を踏み出した。
● 山崎福也(オリックス)
投手 23歳 明治大
→ 貴重な先発左腕として期待がかかる即戦力。初の実戦形式となったフリー打撃では、安達了一と川端崇義を相手に41球を投げ込み、安打性の当たりは10本。川端には4本の柵越えを許した。森脇監督は「緊張してやっていたね。そういうのは実戦で役立つ」と一定の評価を与えるも、本人は「自己採点は50点。プロの打者は甘い球は遠くへ飛ばす。凄いなと思いました」と反省。
● 有原航平(日本ハム)
投手 23歳 早稲田大
→ 4球団が競合した大学No.1右腕も、右ヒジの不安からキャンプは二軍スタート。それでも、プロ入り後初となったブルペン投球では見守った栗山監督に「高校(広陵高)時代の一番いい時を見ているが、そのイメージは間違っていないと確信を持てた」と言わしめた。投球を受けた徳田ブルペン捕手も「球のスピンは大谷より掛かっている。大谷のような球の怖さはないけど、球の回転が違う。並の新人でない」と絶賛。
● 中村奨吾(ロッテ)
内野手 23歳 早稲田大
→ 大学No.1内野手の呼び声高い3拍子揃った選手。キャンプも一軍メンバー入りを果たし、伊東監督も「中村はパンチ力も走力もある。レベル的に質が高い」と高評価。1年目からのポジション獲りにも期待がかかる。
● 高橋光成(西武)
投手 18歳 前橋育英高
→ スケールの大きい将来のエース候補。新人合同自主トレでは快調ぶりをアピールし、1月半ばながら2度のブルペン入りというハイペースぶりに田辺監督や鈴木球団本部長から「飛ばし過ぎ」とストップがかかるほど。焦らずじっくりをテーマに、まずはプロで戦う土台を作る。
● 安楽智大(楽天)
投手 19歳 済美高
→ 高卒ルーキーで唯一の一軍キャンプ入りを果たした大型右腕。高校時代に痛めた右ヒジの不安から慎重な姿勢を見せていた球団であったが、今キャンプではすでに4度のブルペン入り。“田中将大級”の高評価も飛び出したが、そのペースには不安の声も挙がる。
● 岡本和真(巨人)
内野手 19歳 智弁学園高
→ 将来の4番として期待を受ける右の長距離砲。視察に訪れた侍ジャパン・小久保監督も「さすがやなぁ…」と感嘆の声を漏らし、「柔らかかった。早くプロのスピードに慣れてほしい」と将来に期待を寄せる。木村龍治二軍投手コーチ命名の愛称“マッサン”もじわじわ定着中で、12日には紅白戦での実戦デビューも予定されている。
● 横山雄哉(阪神)
投手 21歳 新日鐵住金鹿島
→ 21U・W杯でも日本代表として活躍した即戦力左腕。キャンプ直前に左胸鎖関節の炎症を起こし、二軍スタートになってしまったものの、捕手を立たせてのブルペン連投もクリア。本田ブルペン捕手も「いつでも座れるくらいの球やな」と高評価。キャンプ中の一軍昇格も現実味を帯びてきたか。
● 野間峻祥(広島)
外野手 22歳 中部学院大
→ かつて外野の名手として名を馳せた緒方孝市監督が惚れ込む逸材。走攻守すべてにおいて評価は高く、課題と思われていた打撃でも、「バットコントロールがいい。体は細いのに飛ばすね」や「巨人の亀井のような感じ。軸がブレないし、柔らかい」と各球団のスコアラーから絶賛の嵐。1年目からのレギュラー獲りへ期待も高まる。
● 野村亮介(中日)
投手 22歳 三菱日立パワーシステムズ横浜
→ 21U・W杯では抑えとして活躍。いきなりチームのエースナンバー「20」を与えられるほどに期待は高い。まずは、チームの対外試合開幕戦にあたる2月14日のマウンドを虎視眈々と狙う。
● 山崎康晃(DeNA)
投手 23歳 亜細亜大
→ 期待のドラ1右腕。150キロ超えの速球が魅力であるが、キャンプではツーシーム、スライダー、カーブ、ナックルと多彩な変化球も披露。また、左足を三塁側へ大きく踏み込んで投げる独特のインステップ投法も右打者への脅威として各球団スコアラーが警戒心を強めている。当初は抑えの構想もあったが、先発として2月14日のデビューが濃厚。
● 竹下真吾(ヤクルト)
投手 25歳 ヤマハ
→ 経験豊富な即戦力左腕。その期待の高さは、現投手コーチの高津臣吾氏が背負っていた背番号「22」を授けたところにも現れている。新入団選手発表会で「ゆくゆくはクローザーを目指したい」と宣言した左腕はキャンプこそ二軍スタートとなったが、貴重な中継ぎ左腕としてチャンスを伺う。
ここでは、大きな期待を受けてドラフト1位で入団した選手たちの初めてのキャンプに注目。ここまでの出来事や評価をまとめてみた。即戦力選手たちや将来のエース、4番まで。その年最も高い評価を受け、満を持してプロとしての第一歩を踏み出した彼らからは特に目が離せない。
● 松本裕樹(ソフトバンク)
● 山崎福也(オリックス)
投手 23歳 明治大
→ 貴重な先発左腕として期待がかかる即戦力。初の実戦形式となったフリー打撃では、安達了一と川端崇義を相手に41球を投げ込み、安打性の当たりは10本。川端には4本の柵越えを許した。森脇監督は「緊張してやっていたね。そういうのは実戦で役立つ」と一定の評価を与えるも、本人は「自己採点は50点。プロの打者は甘い球は遠くへ飛ばす。凄いなと思いました」と反省。
● 有原航平(日本ハム)
投手 23歳 早稲田大
→ 4球団が競合した大学No.1右腕も、右ヒジの不安からキャンプは二軍スタート。それでも、プロ入り後初となったブルペン投球では見守った栗山監督に「高校(広陵高)時代の一番いい時を見ているが、そのイメージは間違っていないと確信を持てた」と言わしめた。投球を受けた徳田ブルペン捕手も「球のスピンは大谷より掛かっている。大谷のような球の怖さはないけど、球の回転が違う。並の新人でない」と絶賛。
● 中村奨吾(ロッテ)
内野手 23歳 早稲田大
→ 大学No.1内野手の呼び声高い3拍子揃った選手。キャンプも一軍メンバー入りを果たし、伊東監督も「中村はパンチ力も走力もある。レベル的に質が高い」と高評価。1年目からのポジション獲りにも期待がかかる。
● 高橋光成(西武)
投手 18歳 前橋育英高
→ スケールの大きい将来のエース候補。新人合同自主トレでは快調ぶりをアピールし、1月半ばながら2度のブルペン入りというハイペースぶりに田辺監督や鈴木球団本部長から「飛ばし過ぎ」とストップがかかるほど。焦らずじっくりをテーマに、まずはプロで戦う土台を作る。
● 安楽智大(楽天)
投手 19歳 済美高
→ 高卒ルーキーで唯一の一軍キャンプ入りを果たした大型右腕。高校時代に痛めた右ヒジの不安から慎重な姿勢を見せていた球団であったが、今キャンプではすでに4度のブルペン入り。“田中将大級”の高評価も飛び出したが、そのペースには不安の声も挙がる。
● 岡本和真(巨人)
内野手 19歳 智弁学園高
→ 将来の4番として期待を受ける右の長距離砲。視察に訪れた侍ジャパン・小久保監督も「さすがやなぁ…」と感嘆の声を漏らし、「柔らかかった。早くプロのスピードに慣れてほしい」と将来に期待を寄せる。木村龍治二軍投手コーチ命名の愛称“マッサン”もじわじわ定着中で、12日には紅白戦での実戦デビューも予定されている。
● 横山雄哉(阪神)
投手 21歳 新日鐵住金鹿島
→ 21U・W杯でも日本代表として活躍した即戦力左腕。キャンプ直前に左胸鎖関節の炎症を起こし、二軍スタートになってしまったものの、捕手を立たせてのブルペン連投もクリア。本田ブルペン捕手も「いつでも座れるくらいの球やな」と高評価。キャンプ中の一軍昇格も現実味を帯びてきたか。
● 野間峻祥(広島)
外野手 22歳 中部学院大
→ かつて外野の名手として名を馳せた緒方孝市監督が惚れ込む逸材。走攻守すべてにおいて評価は高く、課題と思われていた打撃でも、「バットコントロールがいい。体は細いのに飛ばすね」や「巨人の亀井のような感じ。軸がブレないし、柔らかい」と各球団のスコアラーから絶賛の嵐。1年目からのレギュラー獲りへ期待も高まる。
● 野村亮介(中日)
投手 22歳 三菱日立パワーシステムズ横浜
→ 21U・W杯では抑えとして活躍。いきなりチームのエースナンバー「20」を与えられるほどに期待は高い。まずは、チームの対外試合開幕戦にあたる2月14日のマウンドを虎視眈々と狙う。
● 山崎康晃(DeNA)
投手 23歳 亜細亜大
→ 期待のドラ1右腕。150キロ超えの速球が魅力であるが、キャンプではツーシーム、スライダー、カーブ、ナックルと多彩な変化球も披露。また、左足を三塁側へ大きく踏み込んで投げる独特のインステップ投法も右打者への脅威として各球団スコアラーが警戒心を強めている。当初は抑えの構想もあったが、先発として2月14日のデビューが濃厚。
● 竹下真吾(ヤクルト)
投手 25歳 ヤマハ
→ 経験豊富な即戦力左腕。その期待の高さは、現投手コーチの高津臣吾氏が背負っていた背番号「22」を授けたところにも現れている。新入団選手発表会で「ゆくゆくはクローザーを目指したい」と宣言した左腕はキャンプこそ二軍スタートとなったが、貴重な中継ぎ左腕としてチャンスを伺う。