毎年のように優勝争いに加わっていた西武は昨季、シーズン途中に監督辞任などもあり一度も貯金を作れず、5位に終わった。田辺徳雄新監督の下、2008年以来のリーグ優勝を成し遂げるためにも、かつてドラフト1位、2位で入団し、先発ローテーションの一角として活躍が期待される投手たちの働きが重要だ。
2009年ドラフト1位の菊池雄星はその代表格である。菊池はプロ入り後、毎年活躍が期待されながら、2桁勝利と規定投球回到達が1度もない。昨季も5勝11敗と不本意な成績に終わっている。6年目を迎える今季は、春季キャンプ第1クールで4日連続のブルペン入り。オフに体重を増やしパワーアップを計るなど、いつもに増して気合いが入っている。
また、新たに先発投手候補として、昨年11月に行われた21UワールドカップMVPの郭俊麟が加入したことも大きいのではないだろうか。同年代の選手が入団したことで、少なからず刺激を受けているはず。菊池が覚醒すれば上位進出も見えてくるだけに、今季を占う意味でもカギを握る投手といえそうだ。
2008年ドラフト2位の野上亮磨も、やってもらわなければいけない選手だ。昨季は岸孝之、牧田和久に続く先発投手としての役割を求められたが、8勝10敗と2つの負け越し。シーズン途中には不振から二軍降格やリリーフ転向も経験した。2013年に11勝を挙げたことがあるだけに、今季は1年通して安定した投球を披露したい。
かつてドラフト上位で入団した先発投手候補は菊池、野上以外にも、エース岸と同等の活躍が求められながら2年連続8勝に終わっている牧田、2011年ドラフト1位の十亀剣などがいる。彼らが、期待通りの働きを見せてくれれば、優勝争いも夢ではない。
昨季成績:試23 13勝4敗0S 防2.51
菊池雄星(2009年ドラフト1位)
昨季成績:試23 5勝11敗0S 防3.54
十亀剣(2011年ドラフト1位)
昨季成績:試21 4勝5敗3S 防3.66
野上亮磨(2008年ドラフト2位)
昨季成績:試25 8勝10敗0S 防4.49
牧田和久(2010年ドラフト2位)
昨季成績:試26 8勝9敗0S 防3.74
2009年ドラフト1位の菊池雄星はその代表格である。菊池はプロ入り後、毎年活躍が期待されながら、2桁勝利と規定投球回到達が1度もない。昨季も5勝11敗と不本意な成績に終わっている。6年目を迎える今季は、春季キャンプ第1クールで4日連続のブルペン入り。オフに体重を増やしパワーアップを計るなど、いつもに増して気合いが入っている。
また、新たに先発投手候補として、昨年11月に行われた21UワールドカップMVPの郭俊麟が加入したことも大きいのではないだろうか。同年代の選手が入団したことで、少なからず刺激を受けているはず。菊池が覚醒すれば上位進出も見えてくるだけに、今季を占う意味でもカギを握る投手といえそうだ。
2008年ドラフト2位の野上亮磨も、やってもらわなければいけない選手だ。昨季は岸孝之、牧田和久に続く先発投手としての役割を求められたが、8勝10敗と2つの負け越し。シーズン途中には不振から二軍降格やリリーフ転向も経験した。2013年に11勝を挙げたことがあるだけに、今季は1年通して安定した投球を披露したい。
かつてドラフト上位で入団した先発投手候補は菊池、野上以外にも、エース岸と同等の活躍が求められながら2年連続8勝に終わっている牧田、2011年ドラフト1位の十亀剣などがいる。彼らが、期待通りの働きを見せてくれれば、優勝争いも夢ではない。
かつてドラ1、2位の主な先発投手候補
岸孝之(2006年希望枠)昨季成績:試23 13勝4敗0S 防2.51
菊池雄星(2009年ドラフト1位)
昨季成績:試23 5勝11敗0S 防3.54
十亀剣(2011年ドラフト1位)
昨季成績:試21 4勝5敗3S 防3.66
野上亮磨(2008年ドラフト2位)
昨季成績:試25 8勝10敗0S 防4.49
牧田和久(2010年ドラフト2位)
昨季成績:試26 8勝9敗0S 防3.74