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ロッテ・涌井は今季活躍できるのか

 涌井秀章はFA移籍1年目の昨季、エース・成瀬善久(現ヤクルト)とともに先発の一角として期待されながら、8勝12敗、防御率4.21と精彩を欠いた。

 特に、本拠地QVCマリンでは13試合に登板して、1勝6敗、防御率4.62。本拠地初勝利は、9月28日オリックス戦とシーズン終盤までファンを待たせてしまった。

 黒星が先行した一方で、9月は3勝1敗、防御率2.29と復調の兆しを見せている。8回1失点で6勝目を挙げた9月3日の西武戦後には、伊東勤監督も「ストレートで振り遅れていたから、かなりの威力。ワクのいいときのストレートを見た」と絶賛した。

 昨季終盤からの良い流れが継続されているのか今キャンプ、第1クール最終日にブルペン入りした涌井について、伊東監督は「ワクがだいぶ力強い球を投げていた。去年の今頃と比較したら良い。今年は状態がいいね」と太鼓判を押す。

 伊東監督だけでなく、ロッテの春季キャンプを視察した元ソフトバンクの斉藤和巳氏も11日、自身ブログで「このオフに体を絞ったらしい。ピッチングを見させてもらったけど、ここまでは順調に調整出来ている」と涌井について評価している。

 ここまで順調な仕上がりを見せている涌井は、成瀬がFAでヤクルトに移籍したこともあり、昨季以上の働きが求められる。思えば、西武のエースだった松坂大輔が抜けた2007年、17勝(10敗)で自身初となる最多勝のタイトルを獲得した。

 当時と置かれている立場は違うが、今季に懸ける想いは当時と変わらないはず。ロッテ移籍2年目となる涌井が、今季どのような活躍を見せるか注目だ。
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