春季キャンプ・紅白戦
○ 白 3 - 2 紅 ●
<2月12日 アイビースタジアム>
昨年のチャンピオンチーム・ソフトバンクが、11日に続いて紅白戦を実施。この日も6回までの特別ルールで行われた試合で、2日連続で4番に入った柳田悠岐に“今季第1号”が飛び出した。
2点ビハインドで迎えた5回の第2打席、この回からマウンドに登った3人目・大場翔太の直球を振り抜くと、打球はライトの遥か頭上を越え、スタンドまで届いた。この日は2打数1安打で四球が1つ。10日にキャンプ地を訪れた女優・桐谷美玲に対し、“トリプルスリー”の達成を宣言した背番号「9」が、今シーズンの1本目を刻んだ。
試合は紅組が武田翔太、白組が飯田優也と、ローテ入りを目指す期待の若手による先発でスタート。昨年デビューの左腕・飯田優也はコントロールの甘さが目立ち、良い当たりこそ多かったものの、結果は2イニングを打者6人で抑える好投を見せる。
一方で、武田翔太は立ち上がりに安打と暴投で一死二塁のピンチを招き、3番・松田宣浩にライト前へ運ばれて先制を許すと、その後も安打と四球で一死満塁とし、捕手・拓也のパスボールで失点。6番・李杜軒にも二遊間へ弾き返されたが、ここはショートの今宮健太のファインプレーで遊ゴロ併殺。なんとか2点でしのいだ。
2回はテンポよく三者凡退で終えたものの、2回を3安打1四球で2失点。日本シリーズで見せた快投の記憶もあり、大きな期待を寄せられる22歳右腕としてはやや物足りない結果となった。
白組は、2点リードの4回にも昨年大活躍を見せた森唯斗を攻め立て、6番・李杜軒のセンターへの適時打でもう1点を追加。試合を優位に進める。
ところが、3人目の大場が乱調。5回、いきなり先頭の柳田に一発を浴びると、6回にも安打と四球2つで満塁のピンチを招き、3番・吉村裕基に犠飛を許してたちまち1点差に。後続はなんとか打ち取ったものの、2回を投げて2安打3四球で2失点。今年で30歳を迎え、背水の覚悟で臨む08年のドラ1右腕だが、牽制悪送球で自らを追い込むなど、アピールには程遠い内容となってしまった。
結局、試合は3-2で後攻の白組の勝利。その他、試合結果と出場選手は以下の通り。
白|200 100|3
本塁打:柳田悠岐(5回表/ソロ)
【スタメン】
・紅組
1番(二)明石健志
2番(遊)今宮健太
3番(三)吉村裕基
4番(中)柳田悠岐
5番(左)塚田正義
6番(右)城所龍磨
7番(指)鶴岡慎也
8番(一)川島慶三
9番(捕)拓也
(投)
武田翔太[2回3安打2失点]
森唯斗[2回2安打1失点]
エディソン・バリオス[2回1安打無失点]
・白組
1番(二)本多雄一
2番(中)牧原大成
3番(三)松田宣浩
4番(指)バーバロ・カニザレス
5番(左)江川智晃
6番(一)李杜軒
7番(遊)高田知季
8番(捕)斐紹
9番(右)真砂勇介
(投)
飯田優也[2回無安打無失点]
金無英[2回無安打無失点]
大場翔太[2回2安打2失点]
○ 白 3 - 2 紅 ●
<2月12日 アイビースタジアム>
昨年のチャンピオンチーム・ソフトバンクが、11日に続いて紅白戦を実施。この日も6回までの特別ルールで行われた試合で、2日連続で4番に入った柳田悠岐に“今季第1号”が飛び出した。
2点ビハインドで迎えた5回の第2打席、この回からマウンドに登った3人目・大場翔太の直球を振り抜くと、打球はライトの遥か頭上を越え、スタンドまで届いた。この日は2打数1安打で四球が1つ。10日にキャンプ地を訪れた女優・桐谷美玲に対し、“トリプルスリー”の達成を宣言した背番号「9」が、今シーズンの1本目を刻んだ。
試合は紅組が武田翔太、白組が飯田優也と、ローテ入りを目指す期待の若手による先発でスタート。昨年デビューの左腕・飯田優也はコントロールの甘さが目立ち、良い当たりこそ多かったものの、結果は2イニングを打者6人で抑える好投を見せる。
一方で、武田翔太は立ち上がりに安打と暴投で一死二塁のピンチを招き、3番・松田宣浩にライト前へ運ばれて先制を許すと、その後も安打と四球で一死満塁とし、捕手・拓也のパスボールで失点。6番・李杜軒にも二遊間へ弾き返されたが、ここはショートの今宮健太のファインプレーで遊ゴロ併殺。なんとか2点でしのいだ。
2回はテンポよく三者凡退で終えたものの、2回を3安打1四球で2失点。日本シリーズで見せた快投の記憶もあり、大きな期待を寄せられる22歳右腕としてはやや物足りない結果となった。
白組は、2点リードの4回にも昨年大活躍を見せた森唯斗を攻め立て、6番・李杜軒のセンターへの適時打でもう1点を追加。試合を優位に進める。
ところが、3人目の大場が乱調。5回、いきなり先頭の柳田に一発を浴びると、6回にも安打と四球2つで満塁のピンチを招き、3番・吉村裕基に犠飛を許してたちまち1点差に。後続はなんとか打ち取ったものの、2回を投げて2安打3四球で2失点。今年で30歳を迎え、背水の覚悟で臨む08年のドラ1右腕だが、牽制悪送球で自らを追い込むなど、アピールには程遠い内容となってしまった。
結局、試合は3-2で後攻の白組の勝利。その他、試合結果と出場選手は以下の通り。
試合結果
紅|000 011|2白|200 100|3
本塁打:柳田悠岐(5回表/ソロ)
【スタメン】
・紅組
1番(二)明石健志
2番(遊)今宮健太
3番(三)吉村裕基
4番(中)柳田悠岐
5番(左)塚田正義
6番(右)城所龍磨
7番(指)鶴岡慎也
8番(一)川島慶三
9番(捕)拓也
(投)
武田翔太[2回3安打2失点]
森唯斗[2回2安打1失点]
エディソン・バリオス[2回1安打無失点]
・白組
1番(二)本多雄一
2番(中)牧原大成
3番(三)松田宣浩
4番(指)バーバロ・カニザレス
5番(左)江川智晃
6番(一)李杜軒
7番(遊)高田知季
8番(捕)斐紹
9番(右)真砂勇介
(投)
飯田優也[2回無安打無失点]
金無英[2回無安打無失点]
大場翔太[2回2安打2失点]