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広島の4番打者といえば… 最近15年の最多出場選手を振り返る

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06年のWBCに日本代表として出場した新井貴浩[Getty Images]
 広島の4番打者といえば、昨季は本塁打王のタイトルを獲得したエルドレッドがチーム最多の110試合で務めた。それでもシーズン終盤には打撃不振から二軍降格も味わうなど、1年間4番の役割を果たすことができなかった。そこで、広島の最近15年の4番打者を振り返っていきたい。

 2000年代前半は、阪神へFA移籍する前年の02年まで金本知憲が4番打者として君臨。00年のシーズン途中から故障した前田智徳に代わり4番に抜擢されると、01年、02年は全試合で4番を務めた。01年は打率.314、25本塁打93打点、リーグ最多の128四球を記録。

 金本がFAで去った後の03年からの3年間は4番が固定できなかったが、06年からの2年間は新井貴浩が広島の4番を務めた。07年は02年の金本以来、144試合全てで4番を任され、打率.290、28本塁打102打点をマークした。ようやく不動の4番が現れたかと思われたが、新井は同年オフにFA権を行使し阪神へ移籍。

 08年からの4年間は栗原健太が4番の重責を担った。新井がFAで移籍した直後の08年は、全試合4番で出場し、打率.332、23本塁打103打点と前年の新井と遜色ない成績を残す。新球場となった09年以降は、09年に打率.258と落とすも、10年打率.296、11年打率.296と盛り返した。しかし、新球場に移転後4番だけで80打点(11年は4番以外の打順を含めると80打点を超える)を超えた年がなく、数字だけを見ると少し物足りなかった。

 栗原が故障した12年以降はエルドレッドが一番多く務めている。14年は110試合出場も、途中加入した12年、骨折や打撃不振などで二軍降格した13年は100試合未満の出場。ただ、13年は球団初となるクライマックスシリーズ進出を決めた9月25日の中日戦で、浅尾拓也から決勝の2点本塁打を放つなど勝負強さを見せている。

 そして、15年の4番打者はエルドレッドに加え、新加入のグスマンなどが候補に挙がる。3年連続チーム最多の4番を務めるエルドレッドは今季も、その役割を担うことができるのだろうか。

広島で4番を最も多く任された選手

00年 金本知憲 (86試合)
01年 金本知憲(140試合)
02年 金本知憲(140試合)
03年 新井貴浩(75試合)
04年 シーツ(86試合)
05年 ラロッカ(70試合)
06年 新井貴浩(129試合)
07年 新井貴浩(144試合)
08年 栗原健太(144試合)
09年 栗原健太(138試合)
10年 栗原健太(104試合)
11年 栗原健太(104試合)
12年 エルドレッド(51試合)
13年 エルドレッド(62試合)
14年 エルドレッド(110試合)
*()は4番打者での出場試合数
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