07年の高校生ドラフトで“高校BIG3”と呼ばれた中田翔(日本ハム)、由規(ヤクルト)、唐川侑己(ロッテ)の3人。中田は4年目の11年にレギュラー定着すると、昨季打点王(100打点)を獲得。侍ジャパンでも4番を務めるなど日本を代表するスラッガーに成長した。
その一方で、由規と唐川の2人は、プロ入り後、結果を残した時期もあったが、苦しんでいる印象だ。由規は3年目に12勝をマークし、初の二桁勝利を達成。4年目も夏までに7勝を挙げたが、9月3日の巨人戦の登板を最後に一軍登板がない。原因は右肩痛で、13年には右肩のクリーニング手術を受けた。長いリハビリを経て、昨年6月の二軍戦で復帰。
そして復活を目指す今季は、3年ぶりに一軍キャンプに参加。初日から56球の投げ込みを行い、13日と18日には打撃投手を務めた。22日の日本ハムとのオープン戦で、先発マウンドに上がる予定になっている。復活に向けて段階を踏んで調整を続けている由規。オープン戦で結果を残せば、4年ぶりの一軍登板も見えてくる。
唐川は高校BIG3の中で、一番最初に一軍登録され、08年4月26日のソフトバンク戦で平成生まれのプロ野球選手の勝利投手第1号となった。3年目に6勝を挙げ、日本シリーズにも登板。4年目には12勝をマークし、エースの階段を上っているように思われた。
しかし、その後は年々成績を落としている。7年目の昨季は成瀬善久(現ヤクルト)、涌井秀章とともに先発の柱として期待されるも、開幕から絶不調。初勝利は7月と大きく出遅れ、最終的に4勝9敗の成績だった。今キャンプは右内転筋に張りがある影響で調整遅れが心配される。それでも、持っているポテンシャルは高く期待は大きい。今季は11年以来の2桁勝利を挙げる事ができるのだろうか。
通算成績:試68 26勝26敗0S 防3.46
唐川侑己(ロッテ)
通算成績:試133 49勝43敗0S 防3.58
その一方で、由規と唐川の2人は、プロ入り後、結果を残した時期もあったが、苦しんでいる印象だ。由規は3年目に12勝をマークし、初の二桁勝利を達成。4年目も夏までに7勝を挙げたが、9月3日の巨人戦の登板を最後に一軍登板がない。原因は右肩痛で、13年には右肩のクリーニング手術を受けた。長いリハビリを経て、昨年6月の二軍戦で復帰。
そして復活を目指す今季は、3年ぶりに一軍キャンプに参加。初日から56球の投げ込みを行い、13日と18日には打撃投手を務めた。22日の日本ハムとのオープン戦で、先発マウンドに上がる予定になっている。復活に向けて段階を踏んで調整を続けている由規。オープン戦で結果を残せば、4年ぶりの一軍登板も見えてくる。
唐川は高校BIG3の中で、一番最初に一軍登録され、08年4月26日のソフトバンク戦で平成生まれのプロ野球選手の勝利投手第1号となった。3年目に6勝を挙げ、日本シリーズにも登板。4年目には12勝をマークし、エースの階段を上っているように思われた。
しかし、その後は年々成績を落としている。7年目の昨季は成瀬善久(現ヤクルト)、涌井秀章とともに先発の柱として期待されるも、開幕から絶不調。初勝利は7月と大きく出遅れ、最終的に4勝9敗の成績だった。今キャンプは右内転筋に張りがある影響で調整遅れが心配される。それでも、持っているポテンシャルは高く期待は大きい。今季は11年以来の2桁勝利を挙げる事ができるのだろうか。
プロ7年間の通算成績
由規(ヤクルト)通算成績:試68 26勝26敗0S 防3.46
唐川侑己(ロッテ)
通算成績:試133 49勝43敗0S 防3.58