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黒田フィーバーの陰で主砲早退…広島の死角は

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昨季本塁打王で今季も活躍が期待される広島のエルドレッド©ベースボールキング
 8年ぶりに古巣に復帰した黒田博樹フィーバーで盛り上がる広島の沖縄市2次キャンプ。20日には黒田が2度目のブルペン入りで76球と調整のペースを上げたことで話題は持ちきりだ。だが、その陰で主砲のブラッド・エルドレッドが早退したことにはあまり関心が寄せられていない。

 朝のウオーミングアップからエルドレッドの顔色が優れない。鈍い動きでほとんど歩くようにメニューについて行くのが精一杯。ついには途中で左太ももの痛みを訴え、切り上げてしまった。松原慶直チーフトレーナーは「練習はできる状態ではあるが、まだこの時期なので無理はさせないようにしました」とあくまで軽症であることを強調した。

 だが、エルドレッドは本塁打王を獲得した昨季も極度の打撃不振に陥り、8月に2度の登録抹消を経験している。昨年7月8日の阪神戦で左手中指を痛めて2日間休養、2軍降格中の8月24日にも守備中に、左手首に打球を受けて1軍復帰が遅れるなど何かと怪我に泣かされている。

 チームは昨季までの野村謙二郎前監督から緒方孝市監督にバトンタッチ。野村前監督は米留学経験があったため、英語が堪能でエルドレッドに直接打撃指導して打棒復活を導いた場面が多くあった。緒方新監督は、気まぐれな助っ人主砲を上手く操縦できるだろうか。
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