いよいよ各地でキャンプも打ち上げを迎え、本格的な実戦期間に突入するプロ野球。新シーズンの開幕を約1ヵ月後に控え、監督もメンバー構成に頭を悩ませていることだろう。
ここでは、そんな12球団の監督に注目。今年から新たに就任した監督は5名、そのうち新米監督は3名とフレッシュな顔ぶれとなった指揮官を“年俸”で比べてみた。
中でも目を引くのは巨人・原辰徳監督の3億円。56歳の若さで積み上げた勝利は876。プロ野球の監督として歴代14位の記録であり、10度のAクラス入り、リーグ優勝7回、日本一は3回。さらにはWBCで日本代表を率い、世界一の栄冠も掴むなど、輝かしい実績を誇っている。
原監督に次ぐのが1億円の3人。DeNAの中畑清監督と、中日の選手兼任監督を務める谷繁元信監督、そしてソフトバンクの工藤公康新監督になる。
今年からソフトバンクの指揮を執る工藤公康新監督は、コーチ経験もないというところでの抜擢。加えて前年のチャンピオンチームを率いるという大きなプレッシャーがかかるシーズンとなるが、果たしてそれをはね退けることができるか。ちなみに、球団ではダイエー・ホークス初代監督であった杉浦忠氏以来、26年ぶり2人目の投手出身監督となる。
その他では、オリックスを躍進させた森脇浩司監督は意外と安く、代行時代の成績を含めても通算の勝率が高い。12球団屈指のコストパフォーマンスの良さを発揮していると言えよう。
あと1ヶ月で開幕するプロ野球の2015年シーズン。誰よりも大きなプレッシャーを受け、長い長いシーズンを戦う監督たちにも注目だ。
1位 原辰徳 【3億円】
→ 通算[11年]:1577試合 876勝646敗55分(.576)
2位 中畑清 【1億円】
→ 通算[3年]:432試合 177勝239敗16分(.425)
3位 谷繁元信 【1億円】(*選手分と合わせて1億9000万円)
→ 通算[1年]:144試合 67勝73敗4分(.479)
4位 工藤公康 【1億円】
→ 監督初年度
5位 栗山英樹 【9000万円】
→ 通算[3年]:432試合 211勝205敗16分(.507)
6位 伊東勤 【8000万円】
→ 通算[6年]:837試合 427勝401敗9分(.516)
7位 和田豊 【8000万円】
→ 通算[3年]:432試合 203勝210敗19分(.492)
8位 森脇浩司 【7000万円】
→ 通算[2年※]:352試合 183勝159敗10分(.535)
※2006年と2012年の代行での成績も含む。
9位 緒方孝市 【7000万円】
→ 監督初年度
10位 真中満 【7000万円】
→ 監督初年度
11位 田辺徳雄 【5000万円】
→ 通算[※]:92試合 44勝44敗4分(.500)
※2014年の代行時の成績
12位 大久保博元 【4500万円】
→ 通算[※]:17試合 8勝9敗(.470)
※2014年の代行時の成績
ここでは、そんな12球団の監督に注目。今年から新たに就任した監督は5名、そのうち新米監督は3名とフレッシュな顔ぶれとなった指揮官を“年俸”で比べてみた。
中でも目を引くのは巨人・原辰徳監督の3億円。56歳の若さで積み上げた勝利は876。プロ野球の監督として歴代14位の記録であり、10度のAクラス入り、リーグ優勝7回、日本一は3回。さらにはWBCで日本代表を率い、世界一の栄冠も掴むなど、輝かしい実績を誇っている。
原監督に次ぐのが1億円の3人。DeNAの中畑清監督と、中日の選手兼任監督を務める谷繁元信監督、そしてソフトバンクの工藤公康新監督になる。
今年からソフトバンクの指揮を執る工藤公康新監督は、コーチ経験もないというところでの抜擢。加えて前年のチャンピオンチームを率いるという大きなプレッシャーがかかるシーズンとなるが、果たしてそれをはね退けることができるか。ちなみに、球団ではダイエー・ホークス初代監督であった杉浦忠氏以来、26年ぶり2人目の投手出身監督となる。
その他では、オリックスを躍進させた森脇浩司監督は意外と安く、代行時代の成績を含めても通算の勝率が高い。12球団屈指のコストパフォーマンスの良さを発揮していると言えよう。
あと1ヶ月で開幕するプロ野球の2015年シーズン。誰よりも大きなプレッシャーを受け、長い長いシーズンを戦う監督たちにも注目だ。
12球団監督の年俸ランキング
(※【】は今季の推定年俸)1位 原辰徳 【3億円】
→ 通算[11年]:1577試合 876勝646敗55分(.576)
2位 中畑清 【1億円】
→ 通算[3年]:432試合 177勝239敗16分(.425)
3位 谷繁元信 【1億円】(*選手分と合わせて1億9000万円)
→ 通算[1年]:144試合 67勝73敗4分(.479)
4位 工藤公康 【1億円】
→ 監督初年度
5位 栗山英樹 【9000万円】
→ 通算[3年]:432試合 211勝205敗16分(.507)
6位 伊東勤 【8000万円】
→ 通算[6年]:837試合 427勝401敗9分(.516)
7位 和田豊 【8000万円】
→ 通算[3年]:432試合 203勝210敗19分(.492)
8位 森脇浩司 【7000万円】
→ 通算[2年※]:352試合 183勝159敗10分(.535)
※2006年と2012年の代行での成績も含む。
9位 緒方孝市 【7000万円】
→ 監督初年度
10位 真中満 【7000万円】
→ 監督初年度
11位 田辺徳雄 【5000万円】
→ 通算[※]:92試合 44勝44敗4分(.500)
※2014年の代行時の成績
12位 大久保博元 【4500万円】
→ 通算[※]:17試合 8勝9敗(.470)
※2014年の代行時の成績