7日に阪神甲子園球場にて予定されていた阪神-西武のオープン戦は、2回表の途中まで進んだところで雨天のため中止となった。
これで西武は対外試合10試合で4試合目の中止。先日4日のオープン戦では、岸孝之、牧田和久、野上亮磨といった主力級投手が1イニングずつ投げるという豪華なリレーが見られたが、これも日程が「カツカツ」であったからこそ。4試合目の中止を受けた田辺徳雄監督は「てるてる坊主でも吊そうかな...」と漏らした。
思えば昨年、伊原春樹新監督を迎えて黄金時代の再来を目指した西武は、“ムダを省く”ことをテーマにキャンプから改革に取り組んだ。特筆すべきは紅白戦を1試合に抑え、他球団との練習試合も極力行わず、実戦を避けて仕上げる方法を採ったこと。
その結果、開幕からエンジンのかからない打線にケガ人も相まってチームは低迷。結局、伊原監督も6月の頭から休養に入り、最終的にはなんとか最下位を回避しての5位という順位に終わった。
今年は、6日の終了時点でオープン戦首位打者に立つ秋山翔吾が打率.625(8-5)と打ちまくっているものの、手術明けで実戦感覚に乏しい浅村栄斗や中村剛也といったあたりは5日から試合に出始めたばかりであり、開幕までに間に合わせることができるのか不安視する声も挙がる。
Bクラスからの巻き返しに燃える西武だが、開幕前からまさしく“水を差された”格好。この逆境をはねのけ、上位へと割って入っていくことはできるだろうか。
【中止となった西武の対外試合】
● 2月22日(日) オープン戦 vsソフトバンク(@宮崎アイビー)
● 2月26日(木) 球春 みやざきベースボールゲームズ vsソフトバンク(@宮崎アイビー)
● 3月1日(日) 2015 高知プレーシーズンマッチ vs阪神(@春野)
● 3月7日(土) オープン戦 vs阪神(@甲子園)
これで西武は対外試合10試合で4試合目の中止。先日4日のオープン戦では、岸孝之、牧田和久、野上亮磨といった主力級投手が1イニングずつ投げるという豪華なリレーが見られたが、これも日程が「カツカツ」であったからこそ。4試合目の中止を受けた田辺徳雄監督は「てるてる坊主でも吊そうかな...」と漏らした。
思えば昨年、伊原春樹新監督を迎えて黄金時代の再来を目指した西武は、“ムダを省く”ことをテーマにキャンプから改革に取り組んだ。特筆すべきは紅白戦を1試合に抑え、他球団との練習試合も極力行わず、実戦を避けて仕上げる方法を採ったこと。
その結果、開幕からエンジンのかからない打線にケガ人も相まってチームは低迷。結局、伊原監督も6月の頭から休養に入り、最終的にはなんとか最下位を回避しての5位という順位に終わった。
今年は、6日の終了時点でオープン戦首位打者に立つ秋山翔吾が打率.625(8-5)と打ちまくっているものの、手術明けで実戦感覚に乏しい浅村栄斗や中村剛也といったあたりは5日から試合に出始めたばかりであり、開幕までに間に合わせることができるのか不安視する声も挙がる。
Bクラスからの巻き返しに燃える西武だが、開幕前からまさしく“水を差された”格好。この逆境をはねのけ、上位へと割って入っていくことはできるだろうか。
【中止となった西武の対外試合】
● 2月22日(日) オープン戦 vsソフトバンク(@宮崎アイビー)
● 2月26日(木) 球春 みやざきベースボールゲームズ vsソフトバンク(@宮崎アイビー)
● 3月1日(日) 2015 高知プレーシーズンマッチ vs阪神(@春野)
● 3月7日(土) オープン戦 vs阪神(@甲子園)