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手の内隠さぬ黒田と隠したマエケン…鯉の両輪、それぞれの調整法

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対照的な方法で調整する広島の両輪・黒田博樹(左)と前田健太(右) ©BASEBALLKING
 8年ぶりに古巣・広島に復帰した黒田博樹が8日、ヤクルトとのオープン戦(マツダ)で復帰後初となる対外試合に先発登板。4回1/3を無四球無安打の完璧な投球を披露し、日米通算182勝の実力を遺憾なく発揮した。

 メジャーで磨いた切り札、左打者の内角ボールゾーンからストライクに食い込むツーシーム『フロントドア』など手持ちの変化球を駆使し、昨季12球団最多得点を記録した強力ヤクルト打線を料理。27~29日の開幕カードでぶつかる相手に惜しげもなく手札を披露した。

 「久しぶりに広島に帰ってきて、たくさんの声援をもらって、気持ちよくピッチングができました。今の時期ではバッターも自分のボールの軌道は頭に入っていない。この先は自分も対応を変えていかないといけないと思いますね」。不惑の右腕は29日の開幕3戦目での登板が有力視されている。

 一方、開幕投手に内定している前田健太は前日7日に先発し、4回を3安打1失点。山田にソロ本塁打を浴びたが「あえて(山田の)得意な真ん中低めに行った。あのボールを投げたら危ないと確認できた。開幕戦の相手ですし、全力で抑えるのもイヤ。隠せるところは隠した」と27日の大一番に向けて手の内を見せなかった。

 対照的な実戦調整をみせる大ベテランと若きエース。シーズンでの活躍に期待が掛かるのはどちらも同じだ。
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