ニュース 2015.03.09. 18:30

苦境から這い上がれるか…開幕前の離脱者たち

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実戦復帰し、一軍合流となる広島・エルドレッド©BASEBALLKING
 開幕まで残すところ3週間を切り、いよいよ迫った3月27日に向けて、各チームの仕上がり具合も気になるところ。

 ここでは、2月21日に幕を開けたオープン戦から現在までの間に出た離脱者についてまとめた。開幕を目前に控えたこの時期の離脱は命取りになるが、選手たちにとってはそれ以上に開幕一軍生き残りへ向けた正念場。ついつい無理がたたってケガをしてしまうというケースも少なくない。

 主力級で言えば、昨年のセ・リーグ本塁打王ブラッド・エルドレッドがここに来て離脱。一塁へ全力疾走をした際に右膝の半月板を損傷した助っ人はアメリカに一時帰国し、検査をすることになった。

 好不調の波が激しかったとは言え、当たった時は手をつけられないという状態であった主砲の離脱は大きなダメージになる。黒田の復帰で歓喜に沸いている広島にひとつ悩みのタネができた。

 また、開幕へ向けアピールを続けていながらケガに泣いた選手というと、巨人の堂上剛裕がその一人。中日を戦力外になったところを巨人に拾われ、育成契約でのスタートながら猛アピールで這い上がり、キャンプ中に見事支配下契約を勝ち取った。それからわずかに6日での負傷離脱は悔やんでも悔やみきれない。

 果たして彼らは開幕までに間に合わせることができるのか。はたまた、シーズン途中の復活でチームに希望をもたらすことができるか。逆境を乗り越えた男は強い…。開幕前につまずいた彼らの逆襲に期待したい。

【オープン戦期間中の各球団の離脱者】
● ソフトバンク
・城所龍磨 外野手/30歳
2月21日のオープン戦の8回、死球を受け「左尺骨骨幹部骨折」の診断
→ 24日に手術を受け、復帰まで3ヵ月の見通し。

・江川智晃 外野手/29歳
2月22日の練習を腰痛で早退。「第5腰椎第1仙椎仙椎間ヘルニア」と診断。

● オリックス
・山崎勝己 捕手/33歳
3月7日のオープン戦で、ワンバウンドした投球を右手親指に受けて負傷。「右手親指打撲」の診断。

● ロッテ
・三木亮 内野手/24歳
2月25日の練習試合の3回、守備時に走者と交錯。「左手中指裂傷」で3針縫合。
→ 3月2日に復帰。

● 西武
・岡田雅利 捕手/26歳
2月25日の練習試合の2回、頭部死球を受け途中交代。「後頭部打撲」の診断。
→ 翌日からB班(二軍)に合流。

● 楽天
・辛島航 投手/25歳
3月1日のオープン戦で、「背中の張り」を訴えて1イニングで降板。
→ 大久保監督「ケガではない。無理をさせなかっただけ」

● 巨人
・堂上剛裕 外野手/30歳
2月28日のオープン戦の1回、守備の際に右手を負傷。「右手親指付け根部分の骨折」の診断。
→ 3月4日に手術を受けた。開幕は微妙。

● 阪神
・荒木郁也 内野手/27歳
2月25日の打撃練習中に違和感。「右腹斜筋筋挫傷」の診断。
→ 28日より鳴尾浜のリハビリ組に合流。

・森越祐人 内野手/27歳
キャンプ中に右膝を負傷。
→ 24日に「右膝クリーニング術」を受け、27日からリハビリ組に合流。

・ゴメス 内野手/31歳
3月6日のオープン戦で、帰塁の際に脇腹を負傷。
→ 7日から別メニュー調整へ。

● 広島
・ロサリオ 外野手/26歳
2月8日に発覚した「急性虫垂炎」で25日に手術。

・エルドレッド 内野手/35歳
2月26日の練習試合の1回、一塁へ全力疾走した際に膝を負傷。「右膝内側半月板損傷」の診断。
→ アメリカに一時帰国することが決定。検査へ。

● 中日
・友永翔太 外野手/24歳
2月22日のオープン戦でフェンスに激突した際に足首を負傷。
→ 25日に検査を受け、骨や靭帯に異常なし。

・山本昌 投手/50歳
3月3日の教育リーグで登板も、1球で降板。「右膝蓋靭炎」の診断。
→ 本人「歩けるのでそんなに重くはないと思う」

● DeNA
・三上朋也 投手/26歳
練習中に右ヒジの張りを訴えて早退。検査の結果「右ヒジの筋肉の炎症」の診断。
→ 川村丈夫コーチ「開幕に間に合ってほしいけど、投げられるからじゃあいきましょうとはいかない」

● ヤクルト
・上田剛史 外野手/27歳
2月26日のウォーミングアップ中に違和感を訴え離脱。
→ 28日に検査を行い、「左臀部の軽度の筋損傷」の診断。全治2週間の見込み。

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