オープン戦
中日 2 － 2 楽天
＜3月21日 ナゴヤドーム＞

　絶好調の中日・福田永将内野手が21日、楽天とのオープン戦で4号2ランを放ち、規定打席未到達ながら12球団トップとなる13打点とした。

　福田は0－1で迎えた5回裏、二死二塁の場面で代打で登場。楽天先発・塩見のアウトコース寄りのボールを豪快に振り抜くと、打球はレフトスタンドへ吸い込まれた。これでオープン戦の一発は4本目。この日、ヤクルトのミレッジが4号、5号を連発したため本塁打トップから陥落したが、規定打席クリアのミレッジに対し福田は未到達。それでも打点13は両リーグ通じて1位で、オープン戦通算成績は28打数14安打、打率.500、4本塁打、13打点と凄まじいことになっている。

　それでもスタメン起用されないのが現状だ。福田の先発出場は18日のオリックス戦が最後だったが、この試合もシーズンを見据えた「9番・指名打者」での出場。中日は今週に入り3番森野、4番ルナ、5番平田を中心に、メンバーを固定した戦いを続けている。

　19日にはシーズン中でも対戦するであろう阪神の左腕・岩崎、この試合も左腕の塩見が先発したが、福田がスタメン起用されることはなかった。一塁のポジションを争う森野は、この試合3打数1安打。オープン戦打率を.231として途中からベンチに退いた。